竹下製菓(小城市小城町池の上)が9月中旬、新商品「くろしろ君」を発売する。
1969(昭和44)年から販売し、今年で55年となる「ブラックモンブラン」と、1978(昭和53)年から販売する「ミルクック」など複数のロングセラーアイスを手がける同社が1年半かけて開発したという、ミルク風味のバニラアイスにパリッと食感のチョコレートをコーティングしたバーアイス。「シンプルな組み合わせの定番アイスを意識し、チョコとバニラの比率にこだわり、さっぱりとしたアイスに仕上げた」という。気軽に手にしてもらえるよう価格も意識したという。商品名の名付け親は、竹下真由社長の夫で副社長を務め、今年1月に亡くなった雅崇さん。「くろ(=チョコレート)」と「しろ(=バニラアイス)」に親しみを感じさせる「君」を合わせ、「くろしろ君」と付けた。
発売に先立ち、同社初となる試食会を8月17日・18日、東京都内と福岡市内で実施。竹下真由社長が会を進行し、キャッチコピー考案やSNS投稿イラストの作成などを担当したクリエーター・パントビスコさんと商品開発にまつわるトークを披露した後、会場に集まったファンと一緒に「くろしろ君」を試食した。
価格は108円。コンビニと量販店で販売する。