イケア・ジャパン(千葉県船橋市)が3月21日、同社店舗やオンラインストアで購入した大型家具の受け取りができる「商品受け取りセンター」を佐賀市内に開設した。
北欧スウェーデン発祥の家具専門店「IKEA(イケア)」は現在、国内13店舗を展開しており、九州では、「IKEA福岡新宮」(福岡県新宮町)が唯一の店舗。同社は顧客接点を増やす「オムニチャネル化」の一環で2019年3月、北海道札幌市に商品受け取りセンターを開設。物流2024年問題やラストワンマイル配送負荷軽減への対応を目指し、現在、商品受け取りセンターの全国展開を進めており、今回、佐賀県内初となる受け取りセンターを佐川急便佐賀営業所(佐賀市大和町川上)内に開設した。同日、長崎県佐世保市にも受け取りセンターを開設し、全国の受取センターは41カ所になった。
利用方法は、全国のイケア店舗またはオンラインストアで購入した家具などの受け取り方法で「商品受け取りセンター」を選択。佐賀の受け取りセンターを指定すると「IKEA福岡新宮」から商品出荷される。サービス料金は、総商品重量300キロまで3,900円。イケア店舗やオンラインストアで購入した大型家具を佐賀市内の自宅や事業所などへ通常配送する場合、1万3,500円以上の料金がかかるという。食品や植物は同センター受け取り対象外のほか、センタースタッフによる顧客車両への積み込みには対応しない。
受け取り時間は9時~17時。