結婚式場「ロイヤルチェスター佐賀」(佐賀市天神1)で1月7日、「職場対抗推しメンコンテスト」が開催された。
同式場では2015年から、佐賀県内の企業やショップに勤める女性が出場する「ミスティアラコンテスト 看板女子選手権」を3回開催。好評だったことから同式場運営会社「メモリード」の他の式場でも開くようになったという。「推しメンコンテスト」は昨年4月に「ロイヤルチェスター伊万里」(伊万里市新天町)が初めて企画したもので、盛り上がりを受け同式場での開催を決めた。
コンテストには佐賀県内の企業、飲食店舗などから書類審査とオーディションに通過した19人の「推しメン」男性が出場、会場には職場の同僚や友人など約450人が集まった。「推しメン」たちは空手やギター、歌などの特技を披露。電気復旧工事を披露する電気設備工事会社からの出場者や、お付き合いしている女性にプロポーズするという出場者もいた。
最高賞の「金賞」には、佐賀市のちゃんぽん店「池田屋」(赤松町)のアルバイトスタッフ、山本泰三さんが輝いた。山本さんは「特技の空手の技披露は緊張したが、店のPRにつながって良かった」と話す。長崎県から応援に駆け付けたという山本さんの両親もステージ上で優勝を喜び合った。
同式場副支配人の衣笠敬広さんは「看板女性コンテストと比べ、男性は控え目なのか募集に少々苦労したが、地元の『職場単位』で参加してもらったことでより盛り上がった。今後も地域の方を巻き込むイベントを企画したい」と話す。