佐賀の街をテーマにしたNHKの番組「ブラタモリ #230 佐賀~佐賀の発展は『水』にあり?~」が3月18日、放送される。
NHKで2月から3月に、佐賀にまつわる番組が複数放送されることを紹介する佐賀放送局内パネル
ブラタモリは、街歩きが趣味というタモリさんが古地図を使いながら全国各地の街を散策。街に古くから残る通りや建造物などを各分野の専門家やその土地に詳しい人物とともに、地理学・地質学的な側面で掘り下げ、タモリさん独自の視点で歴史の痕跡を発見する散歩番組。佐賀からは2018(平成30)年10月に有田町から「有田焼」をテーマに2回連続で放送したのに続く2カ所目。
今回の放送では、NHK福岡放送局の野口葵衣アナウンサーをパートナーに、佐賀の街じゅうに広がる「クリーク」と呼ばれる水路、有明海の干満を利用した舟運、佐賀平野の成り立ち、「池に浮かぶ」とされる謎の集落、水を制した集落から出現した「九州最強」の戦国大名、江戸時代に城下町に通した川、江戸時代末期の大名で佐賀藩10代藩主・鍋島直正が作らせたという日本初の反射炉と水の関係性など、佐賀の発展の秘密をタモリさんと解き明かしていく。
放送時間は19時30分~。これに先立ち17日(16日深夜)0時25分から、2018年に放送した「#117 有田焼、世界へ ~なぜ『世界の有田焼』になった?~」を「ブラタモリ セレクション」として総合テレビ(全国)で再放送する。