佐賀の菓子店「北島」(佐賀市白山2、TEL 0952-26-4161)が2月1日、佐賀県のイチゴの新品種「いちごさん」を使ったようかん「いちごさん羊羹(ようかん)」を発売した。
同社の看板商品「花ぼうろ」に「いちごさん」のジャムをサンドし、昨年1月に発売した「花ぼうろ いちごさん」に続く「いちごさん」シリーズの第2弾。同社が通年販売するようかん「小倉」「玄(くろ)」「葉がくれ」「若むらさき」に続くラインアップ。白餡(あん)に「いちごさん」を練り込んで作り上げた。「上品な甘さと香りのようかんで、みずみずしいいちごさんの優しい甘さと酸味が伝わるよう試作を重ねた」という。新たにデザインしたパッケージは、ひときわ赤色が目立つ中、凛(りん)とした「いちごさん」をイメージしたイチゴを描いた。
常務の香月務さんは「『花ぼうろ いちごさん』は追って贈答用の箱を作ったほど大変好評で、『いちごさん』を使った新たな商品開発にもつながった。当社のようかんでは珍しい真っ赤なパッケージに、いちごさんへの思いを直筆でデザインした。この商品通じて佐賀の良さを改めて知ってもらえれば」と話す。
価格は1本756円。佐賀県内の直営店で3月上旬まで、販売する。