佐賀市出身の松尾綺子さんが12月13日、東京ドームシティホテル（東京都文京区）で開催される「第60回ミスインターナショナル世界大会」に日本代表として出場する。

佐賀城本丸歴史館を訪問した「ミス・インターナショナル」日本代表の松尾綺子さんら6人の代表

　ミス・インターナショナルは、1960年から開催されている国際貢献を目指す交流イベントで、正式名は、「ミス・インターナショナル ビューティ・ページェント」。1967年まで米カリフォルニア州ロングビーチで開催した後、1968年以降のほとんどの世界大会は日本で開催。2012（平成24）年の第52回大会では、佐賀県鳥栖市出身の吉松育美さんが日本人で初めて優勝した。大会は、一般社団法人「国際文化協会」（東京都中央区）が運営する。

　3年ぶりに開催される世界大会には68の国と地域の代表が参加予定で、松尾さんは昨年11月に横浜市で開催された日本代表選出大会で、参加した39人の中から代表に選ばれた。

　世界大会開催に先立ち、12月4日・5日、親善活動の一環として広島県・福島県・佐賀県・大阪府を訪問するジャパンツアーを実施。佐賀県を訪問した松尾さんら6人の代表は、有田町の内山地区や泉山磁石場、県立九州陶磁文化館、祐徳稲荷神社（鹿島市）を訪問。嬉野市での茶空間体験や吉島家緞通ミュージアム（佐賀市）、富久千代酒造（鹿島市）も見学した。