夜景プロジェクションマッピング「夜歩きアート県庁」が9月30日、佐賀県庁最上階の展望ホールなどで始まる。
「夜歩きアート県庁」ARKSエリアで提供する「NAKED花みくじ」
佐賀県庁では夜の観光スポットによる新たなにぎわい創出を目的に、2016(平成28)年から夜景プロジェクションマッピングを「NAKED(ネイキッド)」(東京都渋谷区)の演出で上映している。毎回、佐賀の歴史や風物詩を取り入れたストーリーを、最上階から見える夜景とプロジェクションマッピングで体感してもらうことで、県庁を夜の観光スポットの一つに育て、開催以来、これまでに約21万人が来場した。昨年から佐賀城公園(城内2)にエリアを広げ、一帯を一つの「庭」として捉え、街の魅力を「五感で体験してもらう」街歩きプロジェクト「NAKED GARDEN」として展開を始めた。
第7弾の今回は、今年5月にオープンした広場「ARKS(アルクス)」にもエリアを広げる。佐賀城公園エリアでは、「唐津くんち」「佐賀バルーンフェスタ」「小城あかりプロジェクト」など佐賀のお祭りのアート体験を展開。県庁展望ホールでは、「灯(あか)りの庭」をテーマに展望台の窓を生かしたプロジェクションマッピングショーやデジタルアートを展開。夜歩きエリアでは、参加型アート作品「NAKEDディスタンス提灯(ちょうちん)」を展開。「佐賀のお祭り診断サイト」でお勧めの祭りを診断し、佐賀城公園とアルクスで診断結果に基づいたちょうちんを貸し出す。アルクスでは会場をライトアップし、カフェでの特別コラボメニューや「NAKED花みくじ」を提供。ナイトマルシェも開く。
開催時間は18時30分~21時30分(最終入場)。佐賀城公園の開園日は金曜・土曜・日曜・祝日・祝前日。チケット料金は、佐賀城公園=700円(小学生以上)、佐賀城公園とアルクスで利用可能な500円券付きセットチケット=1,100円。佐賀県庁展望ホールは無料。来年2月26日まで。