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佐賀共栄銀行の「きょうぎんマルシェ」1周年 新たな販路拡大のきっかけに

(右から)佐賀共栄銀行業務統括部ソリューショングループの木下俊彦さんと花田健志さん

(右から)佐賀共栄銀行業務統括部ソリューショングループの木下俊彦さんと花田健志さん

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 佐賀共栄銀行が本店(佐賀市松原4)ロビーで開催する「きょうぎんマルシェ」が9月21日で1周年を迎えた。

10月1日に開催される「西九州新幹線開業記念きょうぎんマルシェin武雄」の告知

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 同行がマルシェを始めたきっかけは、昨年8月の佐賀豪雨で大きな被害を受けた地区の事業者支援を目的に昨年9月、「佐賀豪雨復興支援プロジェクト きょうぎんマルシェ 杵藤地区フェア」を企画したこと。武雄市、嬉野市、鹿島市、白石町、大町町、江北町の事業者20店舗を本店ロビーに集め、農作物や弁当、お茶や洋菓子、焼き物などなど各社の商品を販売し好評だったことから同年12月、毎月第3水曜の定期開催を始めた。今年6月には定期開催に加え、県内のプリン販売店を集めた「プリンフェア」を開催した。

 12回目となった9月21日、「焼肉華守」(駅前中央2)や「BAL TAPAS(バルタパス)」(大財1)、「LIFT COFFEE(リフトコーヒー)・LOCAL DOUGHNUTS(ローカルドーナツ)」(呉服元町)など10店舗が出店。銀行来店客やマルシェ開催を楽しみにしていた客などでにぎわった。

 業務統括部ソリューショングループの花田健志さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げの減少に苦しむ事業者にとって、対面販売の場は事業者にも当行来店客にも好評。平日開催にもかかわらず、月1回の開催を楽しみにする来店客や当行支店がある福岡や佐世保など遠方からも含めて出店希望事業者も増えている。出店事業者同士のコミュニケーション通じて、新たなコラボや商品開発なども生まれている。本店での月1回の開催は維持しながら、今後、新たな企画も進め、事業者への課題解決提案、販路拡大支援につなげていきたい」と話す。

 次回マルシェ開催は10月19日。10月1日には、本店以外で初の開催となる「西九州新幹線開業記念きょうぎんマルシェin武雄」を武雄温泉駅南口駅前広場で開催する。

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