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佐賀銀行子会社がクラウドファンディングサイト「YOKATO!」 地域密着型目指す

佐賀銀行子会社の地域商社「さぎんコネクト」の富永金吾社長(中央)とスタッフ

佐賀銀行子会社の地域商社「さぎんコネクト」の富永金吾社長(中央)とスタッフ

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 佐賀銀行子会社の地域商社「さぎんコネクト」(佐賀市唐人2)が7月15日、購入型クラウドファンディングサイト「YOKATO!(よかと)」を開設した。

佐賀銀行子会社「さぎんコネクト」が開設した購入型クラウドファンディングサイト「YOKATO!」

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 佐賀など北部九州エリアの顧客企業や店舗と協業して地域の食などの「いいもの」を発掘して内外に発信し販路の構築につなげ地場産業振興に貢献しようと、銀行業高度化等会社の設立などの認可を取得し、昨年10月に設立した地域商社。事業第1弾として昨年10月からこれまで5回、市内の銀行駐車場を会場にマルシェを開いたほか、同銀行ATM上部にデジタルサイネージを設置した広告事業を展開している。

 今回立ち上げた「YOKATO!」は、同社オリジナルのプラットフォーム。商品誕生のストーリーや、佐賀弁で良いものを意味する「よかもん」の魅力や価値を発信するツールとして、事業者とのコラボや商品・サービスの認知度向上を図る。大手クラウドファンディングサイトへの掲載が難しかったという事業化に至っていない初期段階プロジェクトや、一度クラウドファンディングとして掲載したことがあるプロジェクトの再掲載など、同サイトを通じて幅広く支援していくという。

 現在、「光武酒造場」(鹿島市浜町)と漫画「シティーハンター」がコラボしたジン、豆腐専門店「あしかり豆美人」(小城市小城町)のキッチンカープロジェクト、市民サッカークラブ「Brew KASHIMA(ブリューカシマ)」の支援プロジェクト、「七島農産」(小城市三日月町)の無農薬・減農薬米の4本を掲載している。

 同社アシスタントマネジャーの太田紹彦さんは「地域密着型プラットフォームとして、商工会など佐賀の事業者団体とも連携し、地域商社としての今後の展開につながるファンづくりのツールとして活用を進めていきたい」と話す。

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