JR佐賀駅(佐賀市駅前中央1)が8月20日に開業125周年を迎えたことを記念して現在、JR九州が「懐かしの佐賀駅 思い出の1枚」をテーマにした写真を募集している。
1891(明治24)年8月20日に九州鉄道の鳥栖~佐賀間の開通に合わせ開業した同駅。1976(昭和51)年には当時の場所から北に約200メートル移転し、高架化され現在の佐賀駅になった。特急「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」や長崎線・唐津線の普通列車が発着する同駅は現在、1日の列車本数が上下合わせて約180本。乗車人員は約1万2000人で、九州では9番目の利用客数という。
「これまでの佐賀駅や駅のホームに入る列車、駅周辺の街並みなどを利用者からの写真で懐かしんでもらいたい」と今回、JR九州佐賀鉄道部が写真を募集。10月1日に開催する「鉄道の日イベントin佐賀駅」の記念企画として展示する。
佐賀鉄道部の田中俊郎さんは「佐賀駅から博多駅から特急で約40分と『座って通勤・通学できる』利便性の良さもあり、近年は駅利用客も増えている。一方、SLや寝台列車などさまざまな列車が走った佐賀駅の歴史の『記憶』を皆さんの写真とともに振り返りたい。協力してもらえれば」と呼び掛ける。
応募はメールで受け付ける。応募写真のほか、同社ホームページ「お知らせ」にある「写真使用許可承諾書」が必要。問い合わせは同社佐賀鉄道部(TEL 0952-23-2939 )まで。