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「佐賀シシリアンライス王国2代目国王」に坂井市長 新衣装でご当地グルメ実食

佐賀シシリアンライス王国の「2代目国王」に就任した坂井英隆佐賀市長

佐賀シシリアンライス王国の「2代目国王」に就任した坂井英隆佐賀市長

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 架空の国「佐賀シシリアンライス王国」の「2代目国王」に4月4日、坂井英隆佐賀市長が就任した。

「佐賀シシリアンライス王国」2代目国王就任式に献上された「春」がテーマのシシリアンライス

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 佐賀市ご当地グルメ「シシリアンライス」は、温かいご飯の上にレタス、トマトなどの生野菜と炒めた肉、玉ネギを載せ、仕上げにマヨネーズをかけたワンプレートメニュー。1975(昭和50)年ごろ、飲食店の賄い料理として出されたのが始まりといわれており、市内の喫茶店を中心に提供。同グルメをPRする市民団体「佐賀市はシシリアンライスdeどっとこむ」によると現在、佐賀市内の飲食店約45店のほか、県内の他の市町や県外飲食店でも提供されているという。

 「佐賀シシリアンライス王国」は、2012(平成24)年4月4日に建国された架空の国で、「佐賀市はシシリアンライスdeどっとこむ」が企画。当時佐賀市長だった秀島敏行さんが「初代国王」に就任し、毎年4月4日の「シシリアンライスの日」に王国の「国民」が佐賀市内の食材を使った特製シシリアンライスを「国王」に「献上」し、試食した後、「ししりあーん」とコールするセレモニーを実施。昨年10月の市長退任に先立ち、8月に「国王」を退任した。昨年10月、佐賀市長に就任した坂井英隆さんが2代目国王を引き継いだ。

 この日、「王国の使い」を演ずる2人が2代目のために新調したマントと王冠を坂井市長に引き渡した。市長がマントを装着し、「国王」に正式に就任。その後、佐賀市内の飲食店でシェフを務める清田隆史さんが、佐賀牛など佐賀市内の食材を使って作った「特製シシリアンライス」を献上し、国王の初仕事として、集まった「国民」たちの前で実食した。

 「国王」の坂井市長は「佐賀を離れたいた時も帰省の度にシシリアンライスを食べに行っていた。新型コロナの影響で提供する店も厳しいと聞いている。佐賀市には豊富な食材があるので、2代目国王として積極的にPRしていきたい」と意気込む。

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