「ボンド・アート作家」冨永ボンドさんのアトリエ「Art Studioボンドバ」(多久市北多久町小侍)で7月24日、2周年記念イベント「2000人の大感謝祭」が開かれる。
ボンド・アート体験をはじめとしたアート体験、エステ体験のほか、佐賀・福岡・熊本などからライブペイントアーティスト80人、ダンスとDJショーに50人が集まる。ハンドメード雑貨や飲食を販売するマルシェも行い、約90店が出店する。
結婚をきっかけに多久市に移住したという冨永さんが、作品保管のための「倉庫」も兼ねて開設した同アトリエ。広いスペースを生かし、第4日曜に「アトリエ開放日」を行い、作品展示やボンド・アート体験講座を開いている。
「酒を提供したい」とアトリエの一部を冨永さん自身の手作りでバーに改装、金曜夜を「バー営業日」とし、アトリエに訪れるファンを増やしてきた。中にはこの日を目指して東京など遠くからも客が訪れることもあるという。
冨永さんが企画し、2015年12月に始まった「多久市ウォールアートプロジェクト」では、市内中心部の京町商店街の14店に市内外のアーティストがウォールアートを作り、壁やシャッターに彩りを添え話題となった。
冨永さんは「日頃からの創作活動を支えてくださる皆さんへの感謝を伝えるとともに、市内外から2000人の方に集まってもらうことを目標にさまざまなアーティストやクリエイターにも集まってもらう。『接着』をコンセプトにここで多くの人と人につながってもらいたい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~18時。