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佐賀で映画「歩く魚」上映会 オランダ人監督がムツゴロウから発想、映画祭入賞多数

短編映画「歩く魚」の一場面

短編映画「歩く魚」の一場面

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 昨年9月に開催された「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020」のインターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門でグランプリを受賞した、有明海に生息するムツゴロウから発想した短編映画「歩く魚」の舞台あいさつ付き上映会が1月31日、「シアターシネマ」(佐賀市松原2)で行われる。

短編映画「歩く魚」監督のテッサ・マイヤーさん

 「歩く魚」は、2018(平成30)年に開催された「肥前さが幕末維新博覧会」の事業の一つでオランダのアーティストが佐賀に長期滞在し創作活動する取り組みとして、映画監督のテッサ・マイヤーさんが主に佐賀市と鹿島市でロケを行った。

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 映画は、夢を追い求めて人間の世界に加わる野心的な海の生き物「ムツゴロウ」が人間の女の子に変身し、睦美と名付けられた彼女は「完璧な女」になることに執着するというストーリー。「Young Director Award」で審査員特別賞と金賞、「CICLOPE Festival」で最優秀賞、「Venice TV Award Talent Award」など多くの賞を受賞。昨年の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のショート部門でグランプリを受賞した。同映画祭審査委員長の佐々木浩久さんは「ドキュメンタリーの手法を使っている劇映画で、なおかつファンタジーであり、同時に女性問題を扱う社会的な映画でもあり素晴らしかった」と評価。テッサさんは受賞に際して「作品に協力してくれた佐賀県の皆さんにお礼を申し上げたい」とコメントした。

 上映会は文化庁の「文化芸術収益力強化事業」として、同映画祭に出品された映画でミン・ビョンウ監督の韓国映画「モンマルトル パパ」と、東海林毅監督の短編映画「帰り道」も上映。上映に合わせて「歩く魚」に主演した烏森まどさんと「帰り道」の東海林監督の舞台あいさつを予定する。新型コロナウイルス感染対策とソーシャルディスタンスを守った座席配置を行い、上映会の様子はオンラインでも配信するという。

 同映画祭事務局の杉谷輔智さんは「佐賀の歴史や魅力を、テッサ監督の確かな実力で、美しくぜいたくな映像で映した作品の凱旋(がいせん)上映を多くの佐賀の皆さんにもご覧いただきたく、シアターシエマもしくは配信上映で楽しんでもらいたい」と話す。

 10時15分開場、10時30分上映開始。料金は1,800円。チケットはインターネットで販売する。