
和食店「鮨(すし)・椿油天ぷら 八木(やつき)」(佐賀市大和町尼寺、TEL 050-5462-7344)が国道263号線・尼寺(にいじ)南小路交差点近くに移転して、3月20日で1カ月がたった。
八木は2代目店主・八木努さんが経営するすしとつばき油の天ぷらをメインに提供する和食店で、2007(平成19)年に佐賀市白山名店街に初代店主で努さんの父・三夫さんが天ぷら店として開いた。京都や大阪、アメリカですし職人として経験を積んだ努さんが合流し、2011(平成23)年5月に店を改装し、現在の和食店となった。以前の店の席数は27席で、4人ほどのグループを5組ほど案内すると、ほぼ満席になってしまい、店内手狭さを感じるようになったことから、多くの席を用意できる佐賀市北部・大和町の2階建ての物件への移転を決め、2月20日に新たな店を開いた。
新店舗の席数は、1階=こたつ席16席、2階=座敷席・テーブル席合わせて50席。メニューは、カリフォルニアロールをイメージしたにぎりや巻物、佐賀牛や天ぷら、野菜や魚などの一品料理を提供するほか、コースメニュー(料理のみ3,300円~、飲み放題付き女子会コース4,400円~、飲み放題5,500円~)を用意する。3月にはランチコース(1,650円~、要予約)も始めた。
努さんは「席数が大幅に増えたことで、これまで難しかった団体の受け入れができ、並行して少人数グループも受けられるようになった。大和町の中心街に出店したことで、近隣から新規の来店があり、出店を歓迎する声も頂いた。これからも地域に愛される店を目指し、畑や農地が近い立地を生かして、店で使う野菜を作ることにも挑戦したい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~22時。日曜定休(予約のみ対応)。月曜はディナーのみ営業。