見る・遊ぶ

佐賀バルーンフェスタ参加気球発表 128機参加、累計来場3000万人へ

昨年の「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の競技の様子(写真提供=佐賀バルーンフェスタ組織委員会)

昨年の「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の競技の様子(写真提供=佐賀バルーンフェスタ組織委員会)

  • 16

  •  

 佐賀バルーンフェスタ組織委員会は9月10日、「2024佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の参加気球を発表した。

「バルーンファンタジア2024」にドイツから参加する気球「Baby Dino Tropsy」

[広告]

 佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場に周辺空域で開催されるアジア最大規模の熱気球の国際大会。昨年は4年ぶりに本格的に海外から25人の熱気球パイロットを受け入れ、125機の参加で開催。5日間で90万7000人が来場した。

 今年の大会は10月31日~11月4日。参加予定機数は、競技部門が「第37回パシフィック・カップ」、今年の日本チャンピオンを決める「第39回熱気球日本選手権」、佐賀を含む4都市を転戦して開催する「2024熱気球ホンダグランプリ第4戦」を合わせて70機、フリーフライトを行う「フェスタ部門」=31機、動物やキャラクター気球を立ち上げする「バルーンファンタジア2024」=17機、協賛企業や取材などでフライトする「オフィシャルバルーン」=9機、合計128機。合計機数は2016(平成28)年に開催した「熱気球世界選手権」の186機を除き、過去25年で最も多い機数となる見込み。佐賀県内の参加は41機。

 「バルーンファンタジア2024」に海外からは、ドイツから恐竜の形をした気球「Baby Dino Tropsy(ベビーディノトロプシー)」とアメリカからの気球「Bud E. Beaver(ビーバー)」が参加する。また、同イベントが初めて開催された1980(昭和55)年から昨年までの累計来場者数が2973万4000人で、今年の大会期間中に累計来場が3000万人に達する見込みだということも紹介された。

 昨年の「パシフィック・カップ」で優勝したハートシル・レットさん(アメリカ)は「昨年は、トップの成績でチャンピオンになれたのは幸せだった。今年も昨年のように良い結果を残したい」と動画メッセージを寄せる。昨年の「熱気球日本選手権」で優勝し、現在、ハンガリーで開催中の熱気球世界選手権に参加中の上田諭さん(佐賀)は「今年は連覇を目指しつつも、昨年のパシフィック・カップでは海外勢に敗れて4位だったので、今年は海外勢を上回る成績で優勝したい」と動画メッセージを寄せる。

 参加気球発表に参加した地元・佐賀市の中前孝之さんは「3年連続出場となる今回の大会を乗り切り、日本選手権で優勝し、2年後に行われる世界選手権に出場したい」と意気込みを見せる。

 11月3日・4日の夕方には熱気球の夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」を開催するほか、5日間通して物産市「うまかもん市場」やイベントステージなども開催。期間中、JR九州が臨時駅「バルーンさが駅」を開設する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース