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三日月の和食店「おかぎ」が移転1周年 地元常連客の支援で出店、ランチも

和食店「おかぎ」店主の岡城達哉さん

和食店「おかぎ」店主の岡城達哉さん

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 国道203号線沿いの和食店「おかぎ 三日月店」(小城市三日月町長神田、TEL 0952-43-3127)が7月10日、移転1周年を迎えた。

和食店「おかぎ 三日月店」で提供する料理

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 ゆめタウン佐賀近くで2012(平成24)年から2023年4月まで営業した和食店「旬彩響宴(しゅんさいきょうえん) おかぎ」を移転し、昨年7月13日に開いた。店主の岡城(おかぎ)達哉さんはコロナ禍で営業の見直しを余儀なくされ、佐賀市中央本町で2017(平成29)年から営業した「おでん割烹(かっぽう) おかぎ」を弁当店「おか弁」に転換し、テイクアウトのニーズに応えた。和食店は当初、閉店を考えていたが、小城市内で会社を経営する店の常連客から「おかぎを出店してほしい」と要望があり、出資を受けて移転を決めた。席数は、カウンター5席、小上がり席18席。

 メニューは、創作おでんやイカやカワハギ、アジなどのいけす料理、仕入れに合わせて提供する一品料理など。御膳(2,800円)のほか、コース料理(4,400円、飲み放題付き5,500円)も用意する。7月にはランチ営業も始め、以前の店でも人気があったという、ローストビーフと刺し身から選べる「おかぎ定食」(1,650円、220円追加で佐賀牛カレー付き)や「手打ちそばセット」(1,320円、単品880円)を提供する。

 岡城さんは「移転オープン直後はキッチンカー営業に追われ、9月くらいまでなかなか店舗営業ができなかったが、ようやく移転を認知してもらい、要望があったランチ営業も始めることができた。最近では宴会や家族連れの来店も増えてきた。ここでも『また来たい』と思ってもらえるような店づくりをしていきたい」と話す。

 営業時間は、11時~14時、17時30分~22時(ラストオーダー)。水曜定休(ランチは木曜も休み)。

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