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佐賀の食パン専門店「最高な普通」が閉店 市内食パン専門店は2店舗に

6月16日に閉店した食パン専門店「最高な普通」

6月16日に閉店した食パン専門店「最高な普通」

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 佐賀市環状南通りと空港通りの交差点近くの食パン専門店「最高な普通」(佐賀市本庄町袋)が6月16日に閉店し、佐賀市内で営業する「食パン専門店」など食パンをメインに販売する店は2店舗になった。

佐賀大学医学部近くで2017(平成29)年11月から営業する「乃が美はなれ 佐賀店」

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 「最高な普通」は、全国で特徴的な名称のパン店を手がける「ジャパンベーカリーマーケティング」(現=ブレッドサンド、横浜市青葉区)のベーカリープロデューサー・岸本拓也さんがプロデュースした食パン専門店で、2020年11月にオープンした。1周年に当たる2021年11月には移動販売車を導入し、県内各地での出張販売も行ってきたが、「度重なる材料の高騰やさまざまな経済情勢などのあおりを受け、これ以上継続して経営するのは厳しい」と判断し、閉店を決め、3年7カ月の営業に幕を閉じた。

 佐賀市内への食パン専門店の出店は2017(平成29)年11月、佐賀大学医学部近くに「乃が美はなれ 佐賀店」(鍋島3)が出店。佐賀でのいわゆる「高級食パンブーム」のきっかけを作った。その後、2020年3月には兵庫南に「純生食パン工房 HARE/PAN(ハレ・パン)佐賀店」、2021年5月には警察通りに「銀座に志かわ 佐賀中央店」、同年7月にはイオンモール佐賀大和に「生食パン専門店 LA・PAN(ラ・パン) 佐賀大和店」、同年9月には佐賀大学正門前に「焼きたて食パン専門店 一本堂 佐賀大学前店」、2022年6月には大財通りに「嵜本(さきもと) 佐賀店」(大財4)がオープンし、出店ラッシュとなった。これらの店舗数は「最高の普通」と合わせて最大6店舗になったが、今回の閉店で「乃が美はなれ」と「嵜本」を除く全ての店が閉店し、食パンをメインに販売する店は2店舗になった。

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