食べる

吉野ヶ里にエビフライ専門店「EBI研究所」2号店 冷凍品の自販機も

「EBI研究所 吉野ヶ里2号店」のスタッフを務める、江口紘基さん・朋さん夫婦の娘ら

「EBI研究所 吉野ヶ里2号店」のスタッフを務める、江口紘基さん・朋さん夫婦の娘ら

  • 0

  •  

 エビフライ専門店「EBI(えび)研究所 吉野ヶ里2号店」(吉野ヶ里町吉田)が2月9日、吉野ヶ里町・三田川庁舎近くにオープンした。

「EBI研究所 吉野ヶ里2号店」で販売する「神EBI丼」

[広告]

 同店を経営する「EBI江口魚」社長の江口紘基さんは、熊本県内の精密機械メーカーに勤めていた2015(平成27)年、がんの一種、悪性リンパ腫のステージ4が判明。闘病生活後に復帰するが、2016(平成28)年4月の熊本地震をきっかけに退職。神埼市内にある実家の鮮魚店の手伝いを始めた。しかし、魚の生臭さが苦手だったという江口さん。「自信をもって魚を薦められるようにするには」と考える中で見つけたエビフライを見て、「エビフライなら自信を持って薦められる」と、規格を決めて産地や材料にこだわった「神えびフライ」を開発し、全国発送を始めた。徐々に顧客を増やし、2019年5月、「EBI研究所」を設立して独立。2020年2月には上峰町に実店舗を構えた。

 2号店を開いたきっかけは、上峰町の実店舗が手狭になったこと。遠方からの来店客には分かりにくい立地で駐車場も狭く、販売スペースも狭かったことから、今回の場所に新店舗を出店。上峰町の本社店舗は製造拠点に改めた。

 ラインアップは、「神えびフライ」「えび姫」(以上、5本入り1,300円)、「海老(えび)の神開き」(5枚入り1,200円)などの冷凍品のほか、テイクアウト商品として、「神えびフライ」「えび姫」(以上350円)、「神EBI丼」(800円)、「神EBIパン」(600円)などを用意する。これまで上峰町の店舗にあったエビフライ冷凍品の自動販売機も同店に移した。

 紘基さんの妻で専務の朋さんは「店内に商品を並べるスペースがなかった以前の店に比べ広くなり、テイクアウト商品も始めることができた。お客さまの反応が見える場所として、娘をはじめスタッフが楽しく仕事ができる場所として、店作りしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。日曜・月曜・火曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース