佐賀出身の大学生が世界5位 ワード・スペシャリスト世界大会

「MOS世界学生大会」日本代表発表会で挨拶する佐々木乙さん

「MOS世界学生大会」日本代表発表会で挨拶する佐々木乙さん

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 佐賀県多久市出身の大学生、佐々木乙(ことの)さんが、8月7日から10日にアメリカ・フロリダ州・オーランドで開催された「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS) 世界学生大会2016」ワード部門で世界5位を受賞した。

ワードを指導した「パソコン教室ふじせ」の藤瀬美奈さんと佐々木さん

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 同大会は、マイクロソフトオフィス社の認定資格「MOS」を通して、社会人として必要なスキルを身に付け、国際的に活躍できる人材育成を目的として開催する学生対象の世界規模のパソコン大会。2015年4月1日から今年3月31日までに同資格に合格した学生に参加資格があった今年の大会には日本からの延べ4万8千人の参加を含む、世界121カ国から延べ126万2千人の学生が各国の代表選考に参加した。

 佐賀西高校出身で、現在北海道大学3年の佐々木さんはワード部門の日本代表に選ばれ、同部門のほか、エクセル、パワーポイント部門含む49カ国、151人の代表がスキルを競い合った結果、ワード部門の世界5位入賞を果たした。佐々木さんを指導した「パソコン教室ふじせ」(佐賀市鍋島3)の藤瀬美奈さんによると、佐賀県出身の学生の入賞は初めてという。

 佐々木さんは「代表に選ばれてから、北海道にいながら佐賀の藤瀬先生と連絡取り合いMOSの練習に取り組んだ。3位以内の入賞を目指していたが、本番では自分の今持てる力の全てを出し切ることができたので悔いはない。パソコンのスキルを社会人で生かしたい」と話す。

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