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今年こそ佐賀でプログラミング・DXを学ぶ「SAGA Smart Samurai X」 受講のきっかけ、その後を追う!

提供:「SAGA Smart Samurai X」事務局 制作:佐賀経済新聞編集部

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佐賀県では、ITエンジニアにキャリアチェンジして県内で活躍したい人やアナログな業務をデジタルの力で改善したい人を対象とした、プログラミングやDX(Digital Transformation=デジタルトランスフォーメーション )のスキルの習得を目指すプログラミング&DX講座「SAGA Smart Samurai X ~デジタル二刀流!フレキシブルIT人材育成塾~」を今年度(2025年度)も開講します。

本講座開講前に開催される体験講座「DXはじめの一歩」

この講座は、2020年に「SAGA Smart Samurai ~ゼロから学ぶプログラミング塾~」として第1期がスタートし、プログラミング初学者にも扱いやすいとされるプログラミング言語「Python(パイソン)」を学ぶ講座として毎年開講。昨年度(2024年度)からはDXも学ぶ講座にパワーアップし、第5期までに合計600名のデジタル人材を輩出してきました。

「プログラミング?DX?…そのようなスキルが求められているというのは聞いたことあるけど、私の仕事からは遠い世界の話」
「IT企業を目指す人が受講する講座ですよね?私はすでにITに関わる仕事をしていて、いろいろ気になることはあるけど、今更受講するなんてちょっと」

など「私には関係ない」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。そんな方も含め、まずは「SAGA Smart Samurai X」に関心を持つきっかけになればと、今回、昨年度・第5期の受講生を訪ね、講座を受講した理由やその後についてお話を伺いました。

「SAGA Smart Samurai X」5期生の自主勉強会
「ITパスポート1回で受かってみたの会」

ITパスポート1回で受かってみたの会

まず訪ねたのは5月某日の夜、佐賀県庁地下1Fの「SAGACHIKA」。こちらでは、昨年度(2024年度)の受講生・5期生が今年4月から平日の夜に週2回、自主的に行っている勉強会コミュニティ「ITパスポート1回で受かってみたの会」が開かれています。5期生同士の会話の中で、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験「ITパスポート試験」に「合格したい」、「じゃあ教えようか」という会話になったことがきっかけで、講座終了後に企画されたものです。受講生同士の連絡・コミュニケーションツール「Slack」で仲間を募り、講座を主催するDXとスタートアップをテーマに佐賀県内の企業や起業家の成長を支援する佐賀県の外郭団体である「(公財)佐賀県産業振興機構 さが産業ミライ創造ベース(RYO-FU BASE)」が会場確保などで協力し、勉強会が始まったそうです。

勉強会を企画した5期生・桝崎光世さん:

1人だったらどうしても勉強が続かないことも多いので、一緒に勉強を続けられる仲間がいるということは貴重だと思います。「サボるわけにはいかない。自分も頑張らなきゃな」と思います。「ITパスポート試験への合格」という目標に対して、勉強方法や試験対策を共有したり、わからないことを教えあったりして、試験に向けた勉強へのアレルギーも減りました。参加者同士で進捗確認もして、「えっ、まだそこまでしか進んでないの?」と言われることもあります(笑)。いい緊張感ですね。

他の参加者には、「SAGA Smart Samurai X」を受講した経緯などのお話を伺いました。

ITやシステム系の外部への依頼が変わった(Aさん):

「『SAGA Smart Samurai X』は以前から知っていて、受講スケジュールが大変そうだなと思っていましたが、何かITのスキルを身につけられればと思い、受講を決めました。この勉強会には講座で学んだことをさらにブラッシュアップできればと思い、参加しています。受講後の自分の仕事で変わったのは、外部企業にITやシステム系の依頼をする時に指示や社内外のコミュニケーションがやりやすくなったことです。外部企業の人が説明するITやシステムに関する用語を社内でうまく共有するための通訳みたいな役割に立つことができ、取引がスムーズになったことは大きいですね。」

仕事以外の場でプログラミングについて共有できるつながりができた(Bさん):

「プログラミングは高校生の時に一度習っていて、リスキリング(学び直し)のつもりで気軽に受講を決めたのですが、実際に受けたら『ここまでガッツリ学ぶのか』と驚きました。学生の時、勉強が楽しいと思ったことはなかったのですが、『SAGA Smart Samurai X』の講座は楽しく、また、学びやすい環境を活用して、初歩的なことまでなんでも質問しました。さらに、仕事以外の場でプログラミングについて共有できるつながりができたことは嬉しいです。」

「SAGA Smart Samurai X」きっかけで高校の「情報科」の教員に(Cさん):

「もともと小学校教員をしていて、以前から『情報』を教えることに携わりたいと思っていましたが、チャンスがありませんでした。『佐賀で、無料で、Pythonを学べる!』と知り、昨年、この講座でプログラミングを学ぶ機会を得て、今年度から晴れて高校の情報科で教員を務めています。『SAGA Smart Samurai X』では、講座の集大成として取り組んだ『自走課題演習』で、チームでのアプリ開発をする際にリーダーとしてチームをまとめる経験もできて、高い満足度で受講することができました。業種に関係なく、同じ志を持って勉強する人同士で共通の話題で盛り上がれる勉強会も楽しいですね。」

「SAGA Smart Samurai X」の講座受講で終わりにせず、受講生が自主的に勉強会を開いて学びを継続している様子を拝見し、学ぶことって楽しいんだ!と気づかされました。また、今後もITのトレンドが変化していく中で、普段の仕事や活動に関係なく、IT関連の情報交換ができるきっかけとなった「SAGA Smart Samurai X」は、単なるスキル習得のための講座の枠を超えて、皆さんにとって欠かすことのできないコミュニティになっているのではないかと感じました。

「ITパスポート1回で受かってみたの会」に集まった5期生

IT企業「スチームシップ」社員に
「SAGA Smart Samurai」受講のきっかけ、その後について聞いた

続いて、「SAGA Smart Samurai」卒業生が在籍するIT企業「スチームシップ」の有田町のオフィスを訪ねました。

株式会社スチームシップ 有田ポルト(本店)オフィス

株式会社スチームシップ

地域密着型ふるさと納税支援事業(返礼品の企画・開拓・管理や、ウェブページの立ち上げ・運営、地域事業者および行政への技術支援、カスタマーセンターなどの各種業務)を中心に手がける。有田町に本店を構え(本社=長崎県波佐見町)、佐賀県内では吉野ヶ里町、佐賀市に事業所を構えるほか、全国各地にも事業所を展開する。

お話を伺った人
片田博耀さん(2021年受講=2期生)
プログラミング未経験から「SAGA Smart Samurai」受講後に、スチームシップに転職。現在、エンジニアとして活躍中。

橋本和可奈さん(2020年受講=1期生)
スチームシップ在職時に学び直しを兼ねて「SAGA Smart Samurai」受講。エンジニア/チームリーダー(現在育休中)。

株式会社スチームシップ 橋本和可奈さん・片田博耀さん

片田さん:

プログラミング未経験だったのですが、元々「Python」に興味があり、「プログラミングを学んでみたい。一緒に学ぶ仲間がほしい」と思っていたところ、「SAGA Smart Samurai」の募集告知を見て、受講を決めました。独学ではなく、同期と一緒にプログラミングを学べる環境で、お互い声を掛け合ったり、普段の仕事を超えた横のつながりができたりしました。中には残念ながら途中で挫折してしまう人もいましたが、「プログラミングにもう一度チャレンジしたい」と思った時に「SAGA Smart Samurai」の仲間がいると再挑戦の後押しにもなるのかなと思います。講座の最終課題「自走課題演習」では、ヒントもない状態からヒントを探して成果物を仕上げるという、エンジニアに求められるキーワード「自走力」の意味を実感しました。

「スチームシップ」との出会いは、受講期間中に開催されたサポート企業との交流イベントで藤山社長の話を聞いたことがきっかけですね。「地域から未来を作る」仕事に興味があった私にとって、「社長、すごい人だな」と感じました。とはいえ、技術がないと入社できないと思い、自分なりのポートフォリオを作り、応募。会社からは「未経験にしてはできている方」と評価してもらい、転職に至りました。ポートフォリオ作成は自分と向き合う時間にもなりました。

橋本さん:

現在、スチームシップには約400人在籍していますが、私がエンジニアとして業務を始めた頃はまだ20人くらい。当時はとにかく目の前の仕事をOJT(On-the-Job Training=職場での実践を通して、知識やスキルを習得していく)みたいにこなしていくという感じで、良く言えば「自分で調べて身につける」ですが、「その場しのぎ」「場当たり的」という感じは否めませんでした。業務やスタッフが増えてくる中で、「プログラミングの基本から学び直さないといけない」と思うようになった時に、知り合いから「SAGA Smart Samurai」を教えてもらい、受講を決めました。

これまで、「Python」(プログラミング言語)を使うことはありませんでしたが、受講をきっかけに「業務で活用してみよう」ということになり、改善ツールを作成し、業務スピードが上がりました。「Python」は、ライブラリ(再利用可能なコードをひとまとめにしたファイル)が充実していて、気軽に作りやすかったです。また、ハッカソン(プログラマなど開発者が一定期間で集中的に開発作業を行い、成果を競うイベント)にも参加し、業務以外のプログラミングの面白さも改めて感じられるようになりました。

受講を通じて実感したことは、プログラミング言語などについて公式に公開されている「公式ドキュメント」を理解することの大切さです。これまで、その場でなんとか解決していたのですが、正しい情報が網羅されている「公式ドキュメント」に触れ、理解をより深めることができるようになったのも「SAGA Smart Samurai」のおかげです。そして、「自走力」の大切さも学びました。プログラミングだけではなく、他の業務に関してもセオリー通りにいかないことはよくありますが、何かしらのトラブルが起こった時に解決する力がないと、自分がしんどくなりますよね。そんな時に、「自走力」という概念自体を自分が持っていないと、「なんでうまくいかないんだろう」となってしまいかねません。

講座では「自走力」という概念と共にプログラミングを学べますが、自分の中で新しい扉を開くという時に、この自走力が効果的というか、この2つの組み合わせでシナジー効果が生まれると思うんですよね。自走力の大切さが身に染みてくると、自分のちょっとした身の回りの生活でも、プログラミングしなくても何か改善したくなります。「モノの置き場所を少し変えてみよう」とか。改善されたことで生活が豊かになったり、効率化によって生まれた時間で自分の好きなことを新たに始めたりすることもできます。こういった自走力を持つことの大切さを学べる場としていいなと感じています。

「SAGA Smart Samurai」の受講をきっかけに「プログラミングを学ぶ」を超えた、仕事に対する考え方や取り組み方に変化が生まれたという卒業生の話を多く聞くことができました。プログラミングやDXについて学びたい人はもちろん、仕事への取り組み方を変えたい人は、大げさかもしれませんが、人生を変えるかもしれない「SAGA Smart Samurai X」の新たな仲間になりませんか?

6月・7月に開催される「講座説明会・体験講座」ではプログラミング体験もあります

本講座ではDXについてのグループワークも

カリキュラム最後に「自走課題演習発表会」を行います

SAGA Smart Samurai X ~デジタル二刀流!フレキシブルIT人材育成塾~

【2025年度開講内容】 いずれもプログラミング・DX初学者の受講大歓迎
企業や組織でDXを推進するために必要なDXの知識を学び、実現するための技術としてPythonプログラミングやSaaS、ノーコードツール等の使用方法について学習。また、プログラミング学習の実践編として、幅広い分野で活用することができるWebアプリ開発のスキルを習得する。

【2025年度開講コース】 各コースとも定員25名

  • 火曜コース=8月26日(火)から2026年1月27日(火)まで(年末年始など除く)、毎週火曜
  • 木曜コース=8月28日(木)から2026年1月29日(木)まで(年末年始など除く)、毎週木曜
  • 土曜コース=8月30日(土)から2026年1月31日(土)まで(年末年始など除く)、毎週土曜
  • 夜間(火・木)コース=8月23日(土)から2026年2月1日(日)まで(年末年始など除く)、毎週火曜・木曜夜(一部、土曜・日曜)
    ※4コース合同イベントの「自走課題演習発表会」を2026年1月24日(土)に開催予定

【講座説明会・体験講座】 講座申込の場合、参加必須
佐賀市=2025年6月21日(土)・7月5日(土)、伊万里市=6月22日(日)、鳥栖市=7月6日(日)に開催
アーカイブ動画視聴での参加も可能

【受講料】
無料(別途要教材費2,200円)
※パソコン および スピーカー・マイク・ウェブカメラが必要(有償レンタル対応有り)

【問い合わせ先】
「SAGA Smart Samurai X」事務局
(株式会社佐賀電算センター 内)
TEL:0952-34-1535 E-mail:sagapg@sdcns.co.jp
URL: https://www.saga-pg.com/

取材協力

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