プレスリリース

佐賀県と基本協定を締結、「むしろこれから鹿島・太良フォーラム」に登壇~スローツーリズム拠点構築に向けた地域連携を推進~

リリース発行企業:株式会社イノベーションパートナーズ

情報提供:

2025年7月2日、佐賀県・鹿島市・太良町主催による「むしろこれから 鹿島・太良フォーラム」が鹿島市内で開催され、佐賀県と当社・株式会社イノベーションパートナーズ(本社:東京都港区、代表取締役:本田晋一郎)は、幹事企業として、株式会社GOTENリゾート、株式会社日比谷花壇とともに肥前鹿島駅新駅舎の運営準備等に関する協定を締結しました。続くトークセッションでは、地域資源を活かした体験づくりや持続可能な観光のあり方について、登壇者による発表と活発な意見交換が行われました。会場には、住民や地元事業者、行政関係者ら200人以上が来場しました。



調印式にて協定書を掲げる(左から)株式会社日比谷花壇 地域創生事業統括部 執行役員・道越氏、株式会社イノベーションパートナーズ 代表取締役・本田氏、山口祥義 佐賀県知事、株式会社GOTENリゾート 代表取締役・荒川氏



■「むしろこれから鹿島・太良フォーラム」開催概要
テーマ:みんなで鹿島・太良の未来をつくる
日 時: 2025年7月2日(水)15:00~17:00(14:30開場)
会 場: ショッピングタウン ピオ 1F(佐賀県鹿島市高津原4326-1)
主 催: 佐賀県、鹿島市、太良町
内 容:県事業説明、トークセッション、意見交換・交流会 ほか



■ 協定締結の背景と内容
本協定は、佐賀県が推進するスローツーリズム拠点整備の一環として、肥前鹿島駅エリアを地域交流拠点とする構想にもとづくものです。当社を含む、同駅商業ゾーンに入居するパートナー企業の最優秀事業者として選定された3社(株式会社イノベーションパートナーズ〈幹事企業〉、株式会社GOTENリゾート、株式会社日比谷花壇)が協定に調印しました。今後は、当社を中心に、地域資源を活かした複合商業ゾーンの企画・運営に取り組んでまいります。


■トークセッションと交流会の様子
セッションには、山口祥義佐賀県知事をはじめ、各社代表、鹿島市出身の起業家・三原廣樹氏(株式会社Co.193 CEO)、新駅舎の設計を手がける株式会社ブルースタジオ専務取締役・大島芳彦氏が登壇。「non-station」というキーワードも紹介され、駅を単なる交通機能ではなく、人と人とがつながる場として捉える新たな視点が提示されました。
その後の交流会では、地域で活動する住民らも登壇し、食文化や自然資源など、鹿島・太良の魅力を活かした地域づくりの取り組みが紹介されました。





(写真左から)調印式後に行われたトークセッションでは、山口祥義佐賀県知事をはじめとする登壇者が、鹿島・太良の魅力や今後の展望を語り合いました/フォーラム終了後には、来場者の皆さんとともに記念撮影






(写真下段左から)JUJIRO BLDで開かれた交流会では、施設代表の山口さんや地域で活動する方々が、それぞれの思いや取り組みを発表/交流会会場には、鹿島・太良の食材を使ったピンチョスが並び、参加者にふるまわれました


■登壇者コメント(一部抜粋)
・山口祥義 佐賀県知事
(肥前鹿島駅エリア整備のキーワードとして「non-station」と提示し)駅づくりと捉えると従来の発想から抜け出せない。発想を転換し、肥前鹿島駅エリアを「世界へ新しい旅を提案するフロント」と捉え、駅を拠点に、地域一体で、自分たちのまちづくりを進めていこう。

・株式会社イノベーションパートナーズ 代表取締役 本田晋一郎氏
ステーションではなく、リレーションという思いが込められた「non-station」という言葉に触れたとき、これは単なる駅の構想ではないとあらためて感じた。この場所だからこそ生まれる体験を、地域の方々とともに形にしていきたい。

・株式会社日比谷花壇 地域創生事業統括部 執行役員 道越勇夫氏
鹿島・太良は、歴史や地域資源が豊かに息づく、可能性に満ちた地域だと感じている。海と山が織りなす景観、多様な文化、牡蠣やカニ、みかんなどの食の魅力が重なり、この地ならではの体験価値を生み出せるエリアだと思う。

・株式会社GOTENリゾート 代表取締役 荒川信康氏
手がける宿は、ホテルや旅館の型にとらわれず、地域の空気を感じられる「鹿島・太良らしい非日常」を目指す。初めて訪れる方に、この場所の魅力にふれてもらい、「また来たい」と思ってもらえるきっかけを生み出したい。

・株式会社Co.193  CEO 三原廣樹氏

食は「鹿島・太良スローツーリズム」の核になる。カニや柿、味噌、海苔など、ここにしかない食材を通じて、地域の食文化を形にしていきたい。一皿が旅の記憶となり、また来たいと思ってもらえれば嬉しい。

・株式会社ブルースタジオ 専務取締役 大島芳彦氏
新駅舎は「交流駅舎」という思いで、通過点ではなく、誇りや日常がにじむ場所として構想されてきた。この土地の日常そのものが最大の魅力。新駅舎がその魅力を映す場になっていってほしい。

■今後の展開と展望
当社は幹事企業として、肥前鹿島駅の複合商業ゾーン整備およびその運営を担いながら、地域の皆さまと共にスローツーリズムの玄関口づくりを進めてまいります。鹿島・太良の自然や文化、人の魅力を訪れる人々に届け、地域の持続可能な発展に貢献していきたいと考えています。


■むしろこれから鹿島・太良プロジェクトについて
本プロジェクトは、佐賀県が鹿島市・太良町と連携し進める「スローツーリズム」の地域づくり事業の一環です。肥前鹿島駅を“まちの交流拠点”と位置づけ、宿泊・飲食・物販機能を備えた複合商業ゾーンの整備が計画されており、当社はその運営を担う幹事企業として参画しています。

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