この度、佐賀玉屋では井上俊一作陶展を開催する運びとなりました。
佐賀出身である井上先生は1974年に佐賀で初個展を開催したのち、同年11月に日展初入選されており、この年から数え、作陶50周年・個展開催５０回目という節目の年となりました。
この記念すべく今年は生まれ故郷である佐賀での個展をと数年前より計画し、この度佐賀玉屋での個展を開催いたします。
独自の釉薬の色を研究・追求し、また、独特な造形にて表現、学生時代に感銘を受けたペルシャ陶芸の青の世界は陶芸ファンも魅了する展覧会となっております。


銀士宝彩草花文耳付扁壷


青釉花弁組鉢


釉瓷漣文扁壷、彩瓷羽文扁壷

50th井上俊一作陶展
■令和6年10月23日（水）～28日（月）10:00~18:30〈入場無料〉
■佐賀玉屋 南館７階催場

出品点数：約１２０点
出品作品：花入れ・花器・鉢・額など
井上俊一〈略歴〉

1947 佐賀に生まれる。
佐大附中15期生。佐賀西高１回生。
1975 京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了。
以後、個展を中心に作品発表。
佐賀玉屋、日本橋三越本店、福岡三越、日本橋高島屋、伊勢丹新宿店、青山・赤坂グリーンギャラリー、赤坂游ギャラリー、ギャラリーなかむら（京都）、滋賀県立陶芸の森陶芸館、福岡天神大丸、現代陶芸釉里（福岡）、福岡アジア美術館、佐賀県立九州陶磁文化館、ディストルフィンク・ギャラリー（メルボルン）、マクオリー・ギャラリー（シドニー） 他