誰もが主役であり応援者である社会を目指し、地域の選択肢をプロジェクトで創造することをミッションに掲げる、株式会社JICU(ジク)(佐賀県鳥栖市、代表取締役:水田侑宏)は、2024年7月31日に、食の担い手が抱える課題を解決したお礼を食の応援者へ食べ物でお返しするプラットフォーム、ジョブグルメのβ版をローンチしました。
ジョブグルメは、農家や飲食店等の食品製造者(食の担い手)がスキル提供が可能なフリーランスや副業人材等(食の応援者)より、スキル提供による支援を受けるためのプラットフォームです。ジョブグルメの独自性は、スキル提供の御礼として食べ物を提供する点にあります。
食の担い手が抱える成長のための金銭投資ができないという課題を、物々交換によって解決することにより、地域経済を活性化するだけでなく、地域の精神的な豊かさに多くの方々が触れる機会を創出することを通して、豊かさの「モノサシ」をゆたかにすることを目指します。詳細は、https://jobgourmet.co.jp/からご確認いただけます。
サービスの目的や背景
地域の選択肢をプロジェクトで創造することをミッションに、独立人材による企業の支援を手掛けてきた株式会社JICU。サービスの立上げを行った橋本智之/水田侑宏は共に食に強い関心を持ち、多くの農家や飲食店の課題解決に向き合ってきました。それぞれが美味しさと安全を追求し、日々努力を重ねている姿に、魅了され、深い尊敬の念を抱く一方で長時間労働の大変さ、金銭的な苦しさの中でなんとかやりくりする現実を、たくさん目の当たりにしてきました。
他方で、地域に強い愛着や想いがあり、応援したい人達が沢山いる一方、多くの独立人材や副業人材が実績を積むフェーズで苦戦されています。こうした方々をマッチングすれば、共に成長しながら、新たな価値創出や地域の食産業の活性化につながるのではないか、そうした考えに至り、実験的にマッチングを行う機会を提供しようと考え、ジョブグルメのβ版をローンチするに至りました。
ベータ版の特徴と今後の展望
ベータ版では、事務局が仲介する形で食の担い手と食の応援者のマッチングを行い、依頼から納品までフォローを行います。
プラットフォーム利用の流れ
登録: 食の担い手と食の応援者がジョブグルメに登録。
事務局がマッチング: 事務局が食の担い手の要望を聞き取り、適した食の応援者をマッチング。オンラインでの面談を設定。
支援スタート: マッチングが成立したら支援を開始。
感謝の気持ちを贈る: 支援完了後、食の担い手より返礼品を食の応援者に発送。
ジョブグルメでは、β版のフィードバックを基にサービスの改善を図り、マッチングシステムを開発することを目指しています。将来的にはポイントシステムやEC機能の導入、さらには飲食店や海外販路構築等の営業支援等、地域の食の6次化と付加価値創出のための取組みを強化する予定です。地域の精神的な豊かさを多くの方に届けながら、地域の食文化を支え、持続可能な経済モデルを実現するために、さらなる機能拡充を目指します。
担当者のコメント
■橋本 智之
生きていくうえで太古の昔から必要不可欠なもの=それは食。一生懸命作った美味しいモノの交換手段は「お金」しかないのだろうか?仮想通貨やAIが急速に進化した現代なのに、数百年前も古くから続く「お金」という手段でしか価値交換できないのだろうか?そんな疑問からスタートしました。本サービスを通いて、新たな価値交換のあり方にチャレンジします!
■水田 侑宏
共同代表 水田
僕たちの会社がある佐賀県をはじめ、地域には本当に面白い食の生産者様が沢山いらっしゃいます。仕事をしながら関係を深めて、楽しいことも辛いことも知った後に、ストーリーと一緒に美味しい食べ物を食べる、そんな体験をして欲しいです。ジョブグルメを通して一生お付き合いしたくなるような生産者と支援者の繋がりを作りたいと思っています。皆様のご応募お待ちしております。
私たちについて
■株式会社JICUについて
「誰もが主役であり応援者である社会」をビジョンに地域企業を独立人材で支援するアクセラレータです。商品開発やマーケティング、資金調達等でのディレクターアサインの他、昨年は佐賀県基山町でARを駆使した商店街活性化に取り組む等、地方創生型プロジェクトの創出に挑戦します。
会社名:株式会社JICU
URL:https://jicu.jp/
所在地:佐賀県鳥栖市
代表取締役:水田 侑宏
設立:2023年4月18日
主な事業内容:中小企業に対するDX及びマーケティングを通したアクセラレーション支援