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佐賀の芸術家3人の作品展が「公開展示」へ 「無観客展示」から休業解除受け

合同作品展「Soil」展示会場内の様子

合同作品展「Soil」展示会場内の様子

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 佐賀県在住の日本画家・大串亮平さん、彫刻家・諸井謙司さん、陶芸家・興梠宜伸(こうろきよしのぶ)さんによる合同作品展「Soil(ソイル)」が現在、文化交流施設「EDAUME(エダウメ・旧枝梅酒造)」(佐賀市八戸2)の「東の蔵」で開かれている。佐賀県による休業要請解除により、これまでの「無観客展示」から「公開展示」に切り替え、会期を延長した。

文化交流施設「EDAUME」の「西の蔵」にシェアアトリエ「EDAUME Art Studio」

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 佐賀で活動する芸術家のシェアアトリエとして今年2月に同施設内「西の蔵」に開設した「EDAUME Art Studio(エダウメ・アートスタジオ)」に入居する大串さんが中心となり、入居後初めて企画した同展。大串さんは「3人の作品の共通素材『soil=土』が旧酒蔵のレトロな雰囲気にも合致し、テーマにした。一人でも多くの人に会場を知ってもらいたいという思いもあった」と振り返る。

 4月25日のスタートに向けて準備を進めたが、新型コロナウイルス感染症の拡大で通常開催が困難になった。開催可否について協議を重ねた結果、インターネット上で作品を紹介する「無観客展示」での開催を決めた。「東の蔵」に展示する約60点の作品を公式サイトやユーチューブ、SNSで作者本人の解説を交えて公開。大串さんは「直接見てもらえない寂しさもあったが、ウェブを通して作品の観覧、購入のやり方を実験的にできたことなど成果はあった」と話す。

 当初の開催期間は5月6日までだったが、佐賀県から出されていた休業要請が5月4日に一部を除き解除。展示に興味を持った人からの問い合わせがあったことから、来場人数を制限し、マスク着用での公開展示に切り替え、会期を延長することに決めたという。

 大串さんは「今回のような状況でも、私たちができることは作品を作ること。日頃味わえない空気感や各作家の作品に触れてもらい、こういう時期に芸術がどれだけ役に立てるかどうか確かめたい。落ち着かない日常を少し忘れて、ゆっくり観覧してもらえれば」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~17時。入場無料。5月24日まで。

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