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佐賀で生産者マーケット 「第3の居場所」と出店者同士のつながり創出

カフェ「パンゲア」で開かれた「サードプレイスマーケット」の様子

カフェ「パンゲア」で開かれた「サードプレイスマーケット」の様子

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 佐賀市立図書館1階にあるカフェ「PANGAEA(パンゲア)」で5月22日、生産者と消費者をつなげる販売イベント「3RD PLACE MARKET(サードプレイスマーケット)」が開かれた。

「サードプレイスマーケット」を企画した清田祥一朗さん

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 「サードプレイス」(吉野ケ里立野)社長の清田祥一朗さんが、食材の生産者の思いを直接伝える場を作りたいと、同店の5周年記念イベントとして2011年10月に初開催した同イベント。以降、会場を変えながら10回以上開催している。

 清田さんは「自宅や職場とは違う、心地のよい第3の居場所を作りたい」と話す。2006年10月に開いた同店に加え現在は、佐賀県立図書館1階にカフェ「days kitchen」、佐賀県立博物館にカフェ「TRES」を開いている。

 清田さんによると、同イベント通じて参加する生産者や店同士が横のつながりを持ったことで、参加する店も徐々に増えているという。今回は、野菜、米、加工品やコーヒーなどの食品のほか、手作りせっけん、雑貨、ヘアアクセサリーなどを販売する計25店が集まり、出店者のテントが軒を連ねた。来場者は各店を巡りながら、会場近くの芝生広場で思い思いの時間を過ごしていた。

 清田さんは「当マーケットをきっかけに生産者や店同士がつながり、互いに訪問するなどしている。当店も生産者と直接取引していることを直接見てもらうことで、店のブランディングにもつながると考えている」と話す。

 次回マーケットは同店10周年イベントも兼ねて10月を予定しているという。

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