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佐賀・三瀬の豚肉ソーセージ用ソース、人気に ドイツの街角グルメをヒントに開発

豚肉ウインナー「GASBO」を焼く「さと山」商品開発主任の立石竜之さん

豚肉ウインナー「GASBO」を焼く「さと山」商品開発主任の立石竜之さん

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 飲食店「さと山」(佐賀市富士町下合瀬山神)で現在、豚肉ウインナーに合わせるオリジナルソースが来店客の人気を集めている。

立石さんが作ったオリジナルソースをかけた「GASBO」

 佐賀の里山地区の自然の恵みと特産品を、福岡などの都市部の人に向け提供したいと2012年に「山代ガス」(佐賀市鍋島町)がオープンした同店。佐賀市中心部と福岡市中心部の三瀬トンネルを挟んだほぼ中間点に位置する。

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 同店では、「ガスで焼いて一番おいしく食べられる『ガス屋さんのウインナー』を作りたい」との思いから、佐賀・長崎産の豚肉を田嶋ハム工房(藤津郡太良町多良)に依頼し、1本あたり100グラムの豚肉を使い、職人が手作りした豚肉ウインナー「GASBO」(瓦斯棒=がすぼう)を販売する。

ガス店の「瓦斯(がす)」から名付けた同商品は2013年秋に販売を始めた。地元のイベント会場で1日最高2000本を販売した実績を持つ。

 そのまま食べてもらいたいと、ドイツの軽食スタンドなどでソーセージにケチャップとカレー粉をまぶして売られているという「カリーヴルスト」をヒントに、2センチ角に切った粗びきウインナーに合うソースを商品開発主任の立石竜之さんが考案した。

 2013年から同店に関わる立石さんはこれまで、飲食店経験は全くなかったが、以前から料理への探求心が強く、家族料理を作る機会は多かったという。

 立石さんは、市販のケチャップを「GASBO」にそのままかけて試したところ、ケチャップだけだと同品に合わないと判断。香辛料や粉商品の専門店に何度も通い、液状の調味料2種類と、パウダー状の香辛料4種類、甘みを出すため調味料を加えたソースを2カ月かけて完成させた。

 立石さんは「もともと料理好きを仕事で生かせることはうれしい。GASBOに合う物をと何度も試作を重ねたオリジナルソースも合わせて楽しんでほしい」と話す。

 価格は1本400円。同店やイベント会場などで販売する。

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