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NPOもマーケティング知識を 研修講座「草莽塾in佐賀」最終報告会

草莽塾in佐賀2015最終報告会、講師、参加団体メンバー、一般参加者の集合写真

草莽塾in佐賀2015最終報告会、講師、参加団体メンバー、一般参加者の集合写真

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 佐賀商工ビル(佐賀市白山2)で2月14日、非営利団体向けのマーケティング研修プログラム「草莽塾(そうもうじゅく)in佐賀2015最終報告会」が開かれた。

草莽塾in佐賀2015最終報告会参加者の写真

 草莽塾は、NTT、マツダ、富士通でマーケティング業務に携わり、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の戦略アドバイザーを務めるなど、非営利団体の運営に詳しい長浜洋二さんが主宰する。

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 これまで東京、福岡などで開講され、累計42の非営利団体が参加。佐賀では「佐賀県CSO推進機構」「佐賀未来創造基金」「地球市民の会」「唐津環境防災推進機構」の4団体が昨年8月から基本編、実践編合わせて8回のプログラムを受講した。

 各団体が受講の成果を発表するために開かれた今回の最終報告会では、オープニングで鳥飼建設の鳥飼善治社長が「経営理念を持つことの大切さ」について話し、続く第1部で長浜さんが登壇。社会を変えて公益をもたらすという思いから、感覚、感性、衝動で運営される傾向にある非営利団体が社会的成果を継続して生み続けるためには、計画性や理性を身につけ、利害関係者からの共感、納得を得る力を持たなければならない、そのためにはマーケティングが必要と説いた。

 第2部では各団体が発表。最終報告会の聴講に訪れた一般参加者は、オープニングや第1部の内容と照らし合わせながら熱心にメモを取っていた。

 第3部は講師、各団体メンバー、一般参加者を交えた意見交換会で、活発な議論が行われた。各団体の代表者は「日々の業務に追われて運営そのものに目を向ける時間が取れなかったが、受講したことで運営改善の兆しを見つけることができ、マーケティングの重要性を思い知った」などと話し、長浜さんは「マーケティングは組織運営の核としなければならない。特に非営利団体は感覚的なアイデア主導型組織が多い。問題解決のためには『なぜこうなったのか』と冷静に見極める視点が必要」と締めくくった。

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