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佐賀の県木・クスノキ精油オイルが「ふるさと納税」お礼の品に 地域活性に一役

「佐賀の香りkusu」を開発した校長の竹中栄子さん

「佐賀の香りkusu」を開発した校長の竹中栄子さん

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 佐賀市の「aroma aroma香りの学校」(佐賀市中の小路)が佐賀県の県木であるクスノキの精油をベースに開発したブレンドオイル「佐賀の香りkusu」が、2016年度より佐賀県の「ふるさと納税」のお礼の品に決まった。

佐賀玉屋に開設された「佐賀の香りkusu」コーナー

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 同校は、薬局を経営する校長の竹中栄子さんが10年前より本業の傍ら開いてきたアロマセラピー教室が始まり。現在は佐賀玉屋で、アロマ商品のショップに併設して開校している。佐賀初のAEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)の認定校にもなっている。

 クスノキの精油は古来より樟脳(しょうのう)として防虫剤や湿布薬など使われていた。近年の研究では、脳の海馬を刺激することで記憶の維持や若返りなどの効果があると言われているが、独特の香りが苦手な人も多い。開発は特に女性に嫌われる樟脳の香りを、好まれる香にすることに主眼が置かれた。結果、女性に好まれる爽やかな香りだと評価を得ている。佐賀で開催されるバルーン大会の副賞にもなっており、海外の方からも好評を得ている。

 竹中さんは「ふるさと納税のお礼の品として、佐賀県ファンを増やしたい。県外在住の佐賀出身者に、ふるさとを思い出して元気に頑張ってほしい」と話す。ふるさと納税の資金は、地域を元気にするために使われる。「佐賀の香りkusu」は佐賀未来創造基金の「寄付つき商品」にも指定されており、売り上げの一部は地域貢献に使われる。

 コースは2種類あり、4月より「ふるさと納税サイトふるさとチョイス」に掲載される

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