
佐賀信用金庫(佐賀市中央本町)が7月1日、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ応援定期預金」の取り扱いを始めた。
佐賀信用金庫「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ応援定期預金」
1949(昭和24)年10月、「佐賀信用組合」として創立。1950(昭和25)年の改組を経て、1953(昭和28)年に現在の形の信用金庫となった同金庫。佐賀県全域と福岡県大川市を営業エリアに、現在、佐賀市・神埼市・鳥栖市に合計11店舗を構える。会員は約1万1000人。
今回、取り扱いを始めた応援定期預金は、「スーパー定期預金」または「大口定期預金」30万円以上の新規預け入れを対象に、取扱総額の0.01%相当額を「佐賀バルーンフェスタ」の大会運営を行う佐賀バルーンフェスタ組織委員会に同金庫から寄付するもの。取扱総額は30億円を予定する。同金庫が「佐賀バルーンフェスタ」への応援寄付を目的とした定期預金を取り扱うのは初めて。
同金庫によると、今年4月から6月末まで「佐賀バルーナーズ応援定期預金」「SDGs地域応援定期預金」の2種類の応援定期預金を取り扱い、当初取扱総額10億円に対し、約4倍の契約があったという。
坂田慎一郎理事長は「『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』は毎年約80万人が訪れる佐賀を代表するイベントで、当金庫もバルーンを持っていて競技に参加させてもらっている。少しでも大会に協力できればと思い、今回の応援定期預金を通じた寄付を予定している。地域の協同組織金融機関として、これからも地域貢献型商品の取り組みを広げていきたい」と話す。
取り扱いは9月30日まで。