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芦刈町に総菜店「かぞく亭」 ノリ漁資材倉庫を改装、田舎料理意識し提供

総菜店「かぞく亭」店主の土井由美さんと夫・学さん

総菜店「かぞく亭」店主の土井由美さんと夫・学さん

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 総菜店「かぞく亭」(小城市芦刈町永田、TEL 090-2716-2295)が「海遊ふれあいパーク」近くにオープンして、7月23日で2カ月がたつ。

総菜店「かぞく亭」店内のショーケース

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 店主の土井由美さんは夫・学さんと共に約48年間、ノリ漁師を営んでいたが、2023年からの休業を経て、昨年廃業。由美さんは「ノリ漁をやめたものの『何かしなくては』と思う一方、外に勤めに出る年齢でもないので、以前から興味があった料理に挑戦しよう」と、ノリ漁の資材倉庫を改装し、5月23日に総菜店を開いた。

 ラインアップは、「高菜油炒め」(150円)や「きんぴらごぼう」(200円)など毎日6~8種類の総菜を用意するほか、人気商品の「おはぎ」(130円)や注文を受けてから揚げる「唐揚げ」(1個80円)も販売。事前予約で弁当や鉢盛りにも対応する。

 由美さんは「基本は一人で対応しているので、多くの総菜を並べられないが、『田舎料理』を意識したものを毎日、品を替えて用意している。近隣にはスーパーもなく、コンビニへも距離があるので、近所の人から『助かる』とも言ってもらっているので、まだまだ手探りだが、できるだけ長く頑張っていきたい」と話す。

 営業時間は11時~16時。日曜・月曜定休。

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