コミュニティーカフェ「TOJIN茶屋」(佐賀市唐人町2)で2月11日、「こども食堂交流会」が開催された。
地域コミュニティーの希薄化などの問題を「食」をきっかけ解消したいと昨年6月に佐賀市で初めて開催された「佐賀こども食堂」。これに続き、佐賀県内各地でも開かれるようになった「こども食堂」運営者の情報交換の機会を作ろうと、「佐賀こども食堂」が初めて企画した。
交流会には「佐賀こども食堂」、「よりみちステーション」「スチューデント・サポート・フェイス」(以上、武雄市)、「Comodo(コモド)」(唐津市)、「寺子屋こども食堂」(神埼市)、「佐賀県生活自立支援センター」、「こども食堂なごみ」(上峰町)、「永林寺おてらおやつクラブ」(江北町)のほか、行政関係者を含む25人が参加した。
参加者は、それぞれの活動と行政や地元の生産者など他の団体との連携状況を報告。今後に向け、「こども食堂」同士の連携についても話し合った。
「佐賀こども食堂」の小原孝子さんは「食でこどもをサポートする活動に行政の方にも興味を持ってもらっている。生産者からも規格外野菜の提供の話もある。『こども食堂』を軸にした行政や生産者のネットワークを作り、こどもや大人の交流を広げたい」と話す。