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佐賀・兵庫北に「クバーノティーチャンネル」 キューバサンドなど提供

「クバーノティーチャンネル」の店長・犬塚芳伸さん

「クバーノティーチャンネル」の店長・犬塚芳伸さん

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 キューバサンドと紅茶などを提供するカフェ「CUBANOTEA CHANNEL(クバーノティー・チャンネル)」(佐賀市兵庫北4、TEL 0952-36-8146)が5月10日、致遠館中学校・高校近くにオープンした。

「CUBANOTEA CHANNEL」で提供する「キューバサンド」

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 店長の犬塚芳伸さんは伊万里市出身。犬塚さんは佐賀県内の「モスバーガー」の店舗で22年勤務したが、体調を崩し退職。休養中に見た映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」で、一流レストランで総料理長を務めていた主人公が首になり、中古のフードトラックで人生を再スタートさせるストーリーに心を動かされた。映画に登場したハムとチーズのサンドイッチ「キューバサンド」が気になり、自分で作ってみたことがきっかけで、キューバサンドを提供するカフェを開きたいと、2019年7月、伊万里市内に自身の店「クバーノティーチャンネル」をオープンした。しかし、出店した物件が、西九州自動車道のインターチェンジ予定地になるとの理由で立ち退き対象となり、同年12月に閉店。その後、佐賀市内の「マザーリーフゆめタウン佐賀店」で店長を勤めながら、副業でマルシェやイベントに「クバーノティーチャンネル」の店を出店。後にフードトラックを購入し、各地で出店してきた。

 今年3月、「マザーリーフゆめタウン佐賀店」が閉店。同店閉店が決まった頃、同店をFCで運営する「ミヤハラ物流」(吉野ヶ里町石動)から犬塚さんに「クバーノティーチャンネル」の再出店を打診。犬塚さんが提案を受け入れ、同社外食事業部の新店舗として、これまでの伊万里市から佐賀市に出店場所を移し、5年5カ月ぶりに店を開き、犬塚さんが店長に就いた。店内のロゴなどのデザインは、デザインの仕事をする犬塚さんの妻が描いたという。

 店内の席数は、カウンター5席、テーブル12席。メニューは、「キューバサンド」(1,000円)、「ハムチーズサンド」(800円)、アボカドとパイナップルのサラダ「ワカモレクバーノ」(300円、トルティーヤチップス付き)、「アメリカンワッフル」(プレーン=500円、チョコバナナ・ロックンロールナッツ・ラブラブストロベリー=各650円)、「スコーン」(350円)。ドリンクは、スリランカ産茶葉の紅茶(ホット=600円)やキャンディー茶葉の紅茶(アイス=500円)、スペシャルティーやチャイ、コーヒーなども用意する。

 犬塚さんは「個人的にはフードトラックでの営業も好きで、毎回違う場所で違うお客さまとのコミュニケーションも楽しかったが、『クバーノティーチャンネル』久しぶりの実店舗で、ワッフルや紅茶のポットでの提供など、フードトラックでは提供が難しいメニュー提供やサービスができるようになった。今後、アフタヌーンティーなど、新たなティーサービスの提供も検討していきたい」と話す。

 営業時間は10時~16時。火曜・水曜定休。

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