
ラーメン店「中華そば ぜんぜん」(佐賀市巨勢町牛島、TEL 080-9399-2020)が2月2日、城東中学校近くにオープンした。
店主の加藤徳亨(のりゆき)さんは、コロナ禍前までの約10年間、東京・神田駅前で知人と青果店を共同経営していたが、コロナ禍の影響で売り上げが10分の1に激減したことから経営を知人に譲り、神奈川県横須賀市内の店で家系、次郎系のラーメンと製麺を学んだ。その後、地元・佐賀に戻り、ラーメン店出店を考えていたところ、20年以上営業する中華料理店「中華そば たんたん」(高木瀬東4)店主から「うちの店の味を教えてやる」と声かけられたことがきっかけで、佐賀市内で物件を探しながら同店で修業した。
席数はカウンター11席。「たんたん」の味を踏襲したメニューは、「担々麺」をメインに、「黒ごま担々麺」「汁なし担々麺」「酸辣湯(サンラータン)麺」「五目スープ麺」「五目あんかけ焼きそば」(以上1,000円)などを提供する。
加藤さんは「これまでの商売で、いい時も悪い時も経験してきた上での今回の出店。毎日多くの人に来店してもらい、本当に感謝しかない。さらに『たんたんと同じ味ですね』と言ってもらえるのが一番うれしい。これからも『変わらない』味を目指し、地域の人に愛され続ける店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~15時30分(ラストオーダー)。火曜定休。