うどん店「まる彦」(佐賀市大和町梅野、TEL 0952-64-0039)が3月25日、国道263号線川上峡沿いにオープンした。
鳥栖市でアルミ製建築資材や農業資材などの製造販売する会社を経営する余田知彦さんが地元・川上峡地区に飲食店を開きたいと昨年3月、運営会社「彦左衛門」(同)を立ち上げ、過去に飲食店営業していた建物を生かし、唐揚げ店「まる彦」をオープン。5月には唐揚げ店の隣に建物を新築し、居酒屋「杉山」を開いた。
今回、3店舗目となるうどん店を開くため、唐揚げ店や居酒屋から約50メートル北側に建物を新築した。当初、3店舗体制での運営を予定していたが、スタッフの確保が難しかったため唐揚げ店で販売している商品をうどん店での販売に移行し、2店舗体制で営業する。席数はテーブル・小上がり合わせて34席。
うどんメニューは、「かけうどん」(420円)や「月見うどん」(500円)のほか、「野菜と紅しょうがのかき揚げ」(670円)や「肉ごぼう天うどん」(900円)など10種類ほどを提供。トッピングも用意する。丼メニューは、酢鶏と温玉、キャベツをのせた「まる彦丼」(漬物・小鉢付き、650円)をメインに「親子丼」(550円)なども提供する。弁当や、事前予約でオードブルや法事弁当、慶事弁当、これらの配達にも対応する。
立石晴彦店長は「これまでの唐揚げ店の建物と比べ、国道から見えやすい場所でもあり、来店客が増えている。遠くからわざわざ来てもらうと言うより、近くに飲食店が少ないこともあり、地元の人がさまざまな場面で気軽に使ってもらえる店を目指したい」と話す。
営業時間は11時~18時(唐揚げ、弁当など持ち帰り販売は18時まで)。