佐賀県統計協会(TEL 0952-37-7036)が10月から「2017年版さが県民手帳」の販売を始めた。
佐賀にまつわる「今日は何の日」を初収録したスケジュールページ
1964 (昭和39)年から続く同手帳。佐賀県の市町の概要、県内の主要イベントスケジュール、官公庁などの住所・電話番号、県内の観光施設、郵便番号一覧などの情報を収録している。
「統計から見た佐賀県」では、人口などの基本情報に加え、全国で上位にランキングされる項目を昨年から大幅に増やし、32項目を掲載した。同手帳によると「電子黒板のある学校の割合」「女性の月間実労働時間」「軽自動車普及率」「住宅用太陽光発電システム普及率」「人口10万人あたり薬局数」などで佐賀県が全国1位という。
スケジュールページには、佐賀に関連した出来事を紹介するという「今日は何の日?」を今年初めて加えた。「漫画サザエさんの作者長谷川町子さん多久市東多久町で生まれる」(1920年1月30日)、「サガン鳥栖J1昇格を決める。J2リーグ最終戦で2位が確定」(2011年12月3日)など142項目を選んだ。
サイズは3種類、カバーの色は各2色を用意する。小型=縦11.8センチ、横7センチ。色は、ブラウン、ワインレッド(700円)。A5版型=縦2.1センチ、横14.7センチ。色は、紺、ワインレッド(1,300円)。大型=縦15.4センチ、横8.8センチ。色は、ブラウン、ワインレッド(700円)。
同協会事務局の丸山悦子さんは「佐賀の統計項目は100以上の候補から選定に苦労した。『今日は何の日』は、仕事での話題づくりになればと選んだ。予定ページに載せている『過去10年の佐賀の天気』もイベント主催者に好評いただいている。この手帳であらためて県のキャッチコピー『佐賀さいこう』を感じてもらえれば」と話す。
手帳は同協会のほか、県庁「さが元気ひろば」、県内市町役場統計担当窓口、県内の書店、一部コンビニエンスストアでも順次販売を始める。