佐賀市街なか交流広場「656(むつごろう)広場」(佐賀市呉服元町2)で7月20日、ビアガーデンイベント「エビスパーティー」が開かれる。主催はNPO「まちづくり機構ユマニテさが」。
「エビスパーティー」への参加を呼び掛ける「ユマニテさが」古賀秀幸さん
市内に800体以上の恵比須(えびす)像がある佐賀市の街なかで「ヱビスビール」を楽しもうと企画した同イベントは今回で19回目。
参加者は1冊3枚つづりのチケット(前売り=1,000円、当日=1,100円)を使い、チケット1枚で生ビール1杯かおつまみ1皿と交換するシステム。
2009年5月に呉服町商店街アーケードのサヨナライベントとして行われた「チャリティービアガーデン」がはじまりという。好評だったこの時のシステムを生かす。
飲食店など約10店が出店するほか、佐賀大学農学部農業サークル「ForS.」も初出店し、「かぼちゃの揚げ春巻」「シシトウの素揚げ」「大葉風味の塩焼きそば」を販売、ステージイベントでは「La Vita Saga」がベリーダンスショーを披露する。会場周辺の44店舗では27日まで飲食や商品チケットとして利用できる。当日チケットの差額分100円分は熊本地震支援義援金に充てる。
「ユマニテさが」の古賀秀幸さんは「『ノーマイカーデー』の水曜日に行うので、仕事帰りに生ビールを楽しみに気軽に来てほしい。チケットは仲間とシェアでき、周辺店舗でもお得に使えるので、街なかの新しい店を見つけるきっかけにもなれば」と呼び掛ける。
開催時間は18時30分~21時。当日は17時30分からボランティア清掃も行う。前売りチケットはユマニテさが(白山2)、わいわいコンテナ(呉服元町)、佐賀駅観光案内所、佐賀駅バスセンターで販売する。