「マイクロソフトAI&イノベーションセンター佐賀」(佐賀市駅前中央1)のコワーキングスペースが4月5日、リニューアルオープンした。
「マイクロソフトAI&イノベーションセンター佐賀」コワーキングスペースに新規設置した1人用ワークテーブル
ICTスキルやリテラシーを高める場を作り、就業機会をつくる目的で2016(平成28)年10月にJR佐賀駅近くの「iスクエアビル」5階に開設。日本マイクロソフト(東京都港区)、佐賀県、佐賀市、佐賀大学(佐賀市本庄町)、佐賀電算センター(兵庫町藤木)、EWMグループ、キャリアバンクが連携協定の7者が連携。セミナールームでは、Windowsアプリケーション、クラウドサービスのハンズオントレーニングやプログラミング言語の習得トレーニング、ITを使った働き方に関するセミナーなどを実施している。佐賀進出の際のビジネス拠点としての「シェアオフィス」も用意している。
今回リニューアルしたコワーキングスペースは、広さが74平方メートル。新型コロナウイルス感染症の流行による生活様式の変化に対応するため、「ニューノーマル」をコンセプトに余裕を持った席配置を目的に、これまで設置されていた受付テーブルを廃止。オンラインミーティングなどで使用する「テレフォンブース」(2ブース)を移動し、ブース壁に防音パネルを配置した。1人用ワークテーブル(3席)を新規設置し、ゆったりとした椅子をそれぞれ用意。ハイカウンターは2席。テーブル席(4台・8席)は、「諸富家具」の木目天板をに入れ替え、南側窓の外テラス席(1台2席)もデッキ部分をリニューアルした。
佐賀市工業振興課の江里口梢さんは「スペース内に新たにやぐらタイプのフレームも設置したので、スクリーンや人感センサーの設置など今後の可能性が広がった。日本マイクロソフトのクラウドプラットフォーム『Azure(アジュール)』の発進拠点として、今後全国の拠点をリアルタイムにモニターでつなぐいう構想もあるので、まずは普段の仕事場の一つとして積極的に利用してほしい」と話す。
営業時間は9時~17時30分。土曜・日曜・祝日休館。利用無料。