
佐賀県が舞台の映画「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の公開に合わせて10月10日、佐賀市職員が映画のビジュアルを描いた広報Tシャツ着用を始めた。
劇場版「ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス」の広報Tシャツ(前面)
ゾンビランドサガは、ゾンビとして生き返った少女たちが佐賀県を救うためにアイドルとして活動する様子を描いたアニメ。2018(平成30)年10月~12月にテレビ放送。2021年4月~6月に続編「ゾンビランドサガ リベンジ」を放送中に今回の劇場版の製作を発表。ストーリーは、2025年の「佐賀万博」開催に合わせて、ゾンビアイドルグループ「フランシュシュ」がアンバサダーに選ばれ、メインステージとなる「SAGAアリーナライブ」の準備を進めていたが、巨大な宇宙船が佐賀上空に出現し、県内に攻撃を仕掛けられ、最大の危機を迎える…。3年以上の製作期間を経て、10月24日から全国公開を予定する。
市職員が着用するTシャツは、「Cygames(サイゲームス)」(東京都渋谷区) が映画のアピールのために無償で提供。市経済部観光振興課マーケティング推進室の大渡加菜さんによると、市職員約1800人のうち約1300人が今回の取り組みに協力。10日に経済部の職員が先行して着用し、17日・24日・31日の金曜日に市役所本庁舎のほか、各支所や佐賀バルーンミュージアム、上下水道局などで勤務する職員が着用する。佐賀県や武雄市、伊万里市、鳥栖市など県内の市町などでも同様の広報活動を行うという。
大渡さんは「佐賀市内にはアニメ『ソンビランドサガ』に登場するスポットが多くある。Tシャツ着用での広報のほか、市内では『ゾンビランドサガ』の新作マンホールの設置や、『つながるタクシーで楽しむゾンビランドサガ聖地巡礼プラン』の販売など、さまざまな取り組みを行うので、映画をきっかけに佐賀市にも訪れてほしい」と話す。