食べる

佐賀・本庄に「えいちゃんラーメン」 熊本から戻り2年ぶりに次男と開業

「えいちゃんラーメン」店主の田上榮二さん(右)、次男の裕太さん(中央)

「えいちゃんラーメン」店主の田上榮二さん(右)、次男の裕太さん(中央)

  • 3

  •  

 「えいちゃんラーメン」(佐賀市本庄町袋)が9月4日、南部環状線・本庄町袋交差点近くにオープンした。

「えいちゃんラーメン」で提供する「こってり濃厚とんこつ 味玉のせ」

[広告]

 店主の田上榮二さんは熊本県出身。熊本や佐賀のラーメン複合施設などで店舗運営を経験後、福岡市内のラーメン店で学び、2022年6月に佐賀市内に豚骨ラーメン店を開いたが、2023年9月、熊本の実家に戻るため、やむなく閉店。約2年を経て、再び、佐賀に帰ってくることができるようになった田上さんは「辞めるつもりでいたが、やはりもう一度、ラーメン店を開きたい」と再度の出店を決意。ラーメン店「麺家ぶらっくぴっぐ」が5月まで営業していた物件と出合い、以前の店で一緒に店を切り盛りした次男の裕太さんが佐賀市内の洋食店での経験を経て、「やはり、ラーメン作りをしたい」と店舗運営に加わった。

 席数は13席。大量の豚骨をしっかりと炊きあげ、旨みと深みを追求したという「濃厚豚骨ラーメン」を提供。女性でも親しみやすいラーメンを目指したという。メニューは、豚骨スープの「こってり濃厚とんこつ」(800円、味玉のせ=930円)、豚骨と鶏ガラのダブルスープ「あっさり特製醤油(しょうゆ)とんこつ」(850円、同=980円)の2種類。350円追加で半チャーハンが付くほか、「黒マー油」(100円)、「九条ネギ」「メンマ」「きくらげ」(以上130円)、追加チャーシュー(3枚250円)などのトッピングも用意する。

 榮二さんは「次男には、今後バトンを引き継ぐため、改めてラーメン作りを教えているが、一度違う飲食の世界を経験した分、前よりもラーメン作りにはまっているように見える。今後、次男のように独立を志向する若い人のラーメン作りを応援できるような店を複数展開していくことも目指したい」と話す。

 裕太さんは「同世代でも夢を持ちながらもなかなかうまくいっていない人も見かける中、経験を積む環境があることがありがたい。今後、同世代の代表になれるような店を作っていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~15時50分(ラストオーダー)。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース