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佐賀のラーメン店「麺家ぶらっくぴっぐ」が嘉瀬町に移転 ミシュラン掲載店

「麺家ぶらっくぴっぐ」店主の松尾吉治さんと妻の真由美さん

「麺家ぶらっくぴっぐ」店主の松尾吉治さんと妻の真由美さん

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 ラーメン店「麺家ぶらっくぴっぐ」(佐賀市嘉瀬町中原)が7月15日、国道207号線・佐賀嘉瀬郵便局近くにオープンした。

「麺家ぶらっくぴっぐ」で提供するラーメン

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 国道208号「本庄町袋」交差点近くで5月末まで営業した同店が場所を改めオープンした。店主の松尾吉治さんは、学生時代から食べ歩きするほどのラーメン好き。ラーメンの世界に飛び込みたいと、松尾さんが客としてよく通った佐賀市若楠の老舗ラーメン店「一休軒」で修業し、2008(平成10)年に「一休軒 本庄袋店」を開いた。独自のラーメンを追求したいと2009(平成11)年5月、松尾さんの昔のニックネームから取ったという「麺家ぶらっくぴっぐ」に屋号を改めた。中力粉を使った自家製中細ストレート麺に、うまみが強い豚の頭骨を使ったスープを合わせた豚骨ラーメンが特徴で、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎2019特別版」では、調査員が薦める「ミシュランプレート」として掲載された。現在は、妻・真由美さんと2人で店を切り盛りしている。

 移転のきっかけになったのは、「店舗駐車場に車を止めにくい」という声を多くもらっていたことから。片側2車線道路に面した店舗前には4台分の駐車場があったが、交差点に近い上、切り返しスペースがなかったことから、「食事後、車を出すのに苦労した」「駐車場に車を入れられず諦めた」などの声を多くもらっていたことから、駐車に苦労しないスペースが確保できる場所への移転を検討。佐賀市内で広く移転先を探したが、店内の動線の条件が合う既存物件に出合えなかったことから、新たな場所に店舗を新築した。席数はカウンター11席。8台分の駐車場も用意する。

 メニューは、「ラーメン」(800円、生卵入り=850円)、「チャーシューメン」(1,050円、同=1,100円)のほか、「替え玉」(100円)や「のり」(4枚150円)、味変用薬味として「ピリ辛味噌(みそ)」(50円)を用意。「チャーハン」(700円、半チャーハン=350円)なども提供する。

 松尾さんは「1カ月半のブランクを経てのオープンで、1週間で3~4回来店いただいたお客さまもいる。これからも地域密着を意識しながら、『ラウンドワン』から誘いを受けた来年以降のアメリカ出店に向けても準備を進めていきたい」と話す。

 営業時間は11時30分~14時45分。日曜・祝日と第2・第4月曜定休。

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