
佐賀市諸富町大中島地区の木工関連6社が共同で主催するマルシェイベント「いわいのわ×職人たちの宝島2025」が6月8日、同地区一帯で開催される。
マルシェ「いわいのわ」で販売する、諸富家具の端材で作ったウッドツリーや鍋敷き
木工などの職人が集まる同地区のことを知ってもらおうと、2016(平成28)年に初めて開催したマルシェイベント。「いわい家具」「木のおもちゃ飛鳥工房」「佐藤木材」「塚本製作所」「平田椅子製作所」「家具ギャラリーよろこび福山商店」(以上、佐賀市諸富町徳富)の6社が共同で主催。これまで9月に開催してきたが、8回目となる今回、残暑を考慮し、6月開催に変更する。
当日は、手作り雑貨やワークショップ、飲食店など約60店が出店。同地区唯一の神社「厳島(いつくしま)神社」では、マルシェに合わせて当日限定の御朱印100枚を用意するほか、諸富家具の端材で作ったウッドツリーや鍋敷きを各1,000円で販売。町内のBMXスクール「BMXroom Star」のパフォーマンスと体験会や福岡県大川発のスカバント「vic bongo(ビックボンゴ)」のライブステージも予定する。
平田椅子製作所の平田一成さんは「誇りを持って仕事をするその道のプロの職人が集まって企画した。特に子どもたちに来てもらい、将来の夢として『こんな仕事をしてみたい』と思ってもらえるようなイベントにできれば」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。