プレスリリース

「内なる太陽に輝きを」─ 焼き物の絵画〈陶彩画〉の新作展を大阪・東京で開催!

リリース発行企業:有限会社草場一壽工房

情報提供:




有限会社草場一壽工房(所在地:佐賀県武雄市/代表者:草場 一壽)は大阪(11月)、東京(12月)に新作展を開催いたします。
■陶彩画 新作展 概要
佐賀県の伝統工芸・有田焼の技術を昇華させて絵画に用いた、唯一無二の芸術である陶彩画(とうさいが)を描く作家 草場一壽(くさばかずひさ)の新作展。焼き物としての卓越した技術はもちろん、他のアートにはない眩い輝きを放つ陶彩画は「いのちの輝き」や「本当の豊かさ」をテーマに制作されています。
見る角度によって変化する色彩美、慈愛に満ちた仏画作品、そして躍動感あふれる龍の作品の圧倒的な美しさを、会場にてご堪能いただけます。

【大阪・心斎橋】────────────
日程 :2025年11月7日(金)~16日(日)
時間 :10:30~18:00(最終日は17:00まで)
会場 :Imagine & Design
住所 :〒542-0081 大阪市中央区南船場2-6-12
入場料:無料 ※ご予約不要

【東京・青山】────────────
日程 :2025年12月9日(火)~16日(火)
時間 :11:00~19:00(最終日は18:00まで)
会場 :LA COLLEZIONE(ラ コレッツィオーネ)3F
住所 :〒107-0062 東京都港区南青山6丁目1-3
入場料:無料 ※ご予約不要


2025年11月7日(金)~16日(日)まで開催の大阪会場の様子

?これまでの陶彩画展
https://kusaba-kazuhisa.com/exhibition/
■混沌の時代に灯す、内なる太陽 ─ 陶彩画が描く“いのちの光”
混沌とした時代の中だからこそ、私たち一人ひとりの心に宿る光を見つめたい。そんな想いから生まれた2025年新作のテーマは「内なる太陽」。それは、創造と再生の源を見つめる試みでもあります。
新作 陶彩画『鯤』

陶彩画『鯤』:額寸 918×722mm

道家の思想家・荘子が記した書『荘子』の冒頭には、「鯤(こん)」という伝説の魚が登場します。北の果て「北冥(ほくめい)」の海に潜む鯤は、やがて何千里もの空を翔ける大いなる鳥「鵬(ほう)」へと姿を変えます。この寓話は、すべての存在が本来、変化と飛躍する力を内に宿していることを伝えています。「小さな価値や基準に囚われることなく、その奥底に秘めた生命の根源的な力に従うとき、真の自由と無限の可能性が拓かれる」という荘子の思想が表されています。

草場は、この荘子が示す万物のありのままの姿、すなわち大いなる「宇宙の理(ことわり)」を、外的な概念としてではなく、鯤の内に描きました。そこには、私たち一人ひとりに宿る無限の可能性と生命の躍動への願いが込められています。



『鯤』の頭部に目を向けると、そこには色とりどりの文様が描かれ、その中には尽きることのない「いのちの循環」を思わせる唐草文様の意匠も見られます。宇宙の理に導かれていのちがめぐり、再び息づくさまを象徴していることが伺えます。
ただ静かに見つめていたくなるほどに美しいその姿は、丹精を重ねて生み出された、本年を代表する一作です。

陶彩画の特徴は、見る角度や光の当て方によって色彩が大きく変化することにある。本作もその魅力を存分に備えている。

?より詳しい作品紹介はこちら:https://kusaba-kazuhisa.com/works/2025092/

新作 陶彩画『レインボーターラ』

陶彩画『レインボーターラ』:額寸 903×708mm



『鯤』と同じく「内なる太陽」をテーマに描かれたもう一作が『レインボーターラ』です。
作家はチベットに伝わる観世音菩薩とターラの物語から着想を得て、虹色の光をまとう菩薩を描きだしました。その虹色は、あらゆる感情や体験を包み込み、昇華させた光彩。どのような瞬間にも光が宿り、一人ひとりが本来、輝きそのものであることを表しているような、陶彩画らしい優しい光に満ちた作品です。

ターラの虹色と共鳴するように輝くのは、純金で絵付けされた数々のシンボル。
太陽を思わせる光輪、そして仏教思想において再生を象徴する蓮の意匠などが、『内なる太陽』というテーマをいっそう深めています。



?より詳しい作品紹介はこちら:https://kusaba-kazuhisa.com/works/202509/

■会場では新作の他、人気作の展示や関連グッズも販売予定!




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■陶彩画とは
有田焼の故郷・佐賀県に生まれた作家の草場が「いのちの輝き」を表現するために、着想以来30年以上にわたるたゆまぬ研究と試行錯誤の末に実現した絵画が《陶彩画》です。
有田焼や他の焼き物とは異なり、陶彩画は草場独自の技法による色彩と、見る角度によって変化する光の表情が最大の特徴です。七色に輝く龍、柔らかなパステルの色合い、そして迫力ある豊潤な色調──それらは、通常4回ほどとされる焼成を最大15回にまで重ねることで生まれた、まさに奇跡の色といえます。

『目覚め』:絵寸 670×595mm















水も油もなじまない陶板への緻密な絵付け、窯の温度や時間配分の繊細な調整など、作過程は一切の妥協も許されない緊張の連続です。それにも関わらず、窯に入れた後は「火に託す」しかない、人の思惑を超えた領域がそこにあります。そうして生まれた作品は、時に作り手の想像をも凌駕し、眩いばかりの光を放ちます。
陶彩画家 草場一壽(くさばかずひさ)プロフィール

陶彩画家 絵本作家 空間プロデューサー

1960年、佐賀県生まれ。
これまでの有田焼の常識では考えられなかった色彩表現に成功し、絵付けと焼成(しょうせい)を10回以上繰り返して色彩を生み出す「陶彩画」の技法を確立。1990年、佐賀県武雄市山内町に工房を開き、陶彩画の創作活動を始める。陶彩画制作の傍ら、保育園での絵画教室の経験をもとに、2004年に絵本『いのちのまつり』を出版。絵本としては異例の売り上げを記録し、シリーズとして5冊を上梓。小学校の道徳教科書にも採用される。
現在は佐賀県武雄市に自身のギャラリーを構え、毎年全国各地で陶彩画展(個展)を開催している。
草場一壽工房について
会社名: 有限会社草場一壽工房
所在地: 〒849-2302 佐賀県武雄市山内町鳥海10088-2
代表者: 草場 一壽
設立 : 2003年1月
公式サイト: https://kusaba-kazuhisa.com/
公式オンラインショップ:https://shop.kusaba-kazuhisa.com/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCymYPLPZrdcf0E224IHTTVQ
Facebook:https://www.facebook.com/kusabakazuhisa
Instagram:https://www.instagram.com/kazuhisa.kusaba/?hl=ja
【陶彩画に関するお問い合わせ】
お問い合わせは下記メールアドレスよりお願いいたします。
contact@kusaba-kazuhisa.com

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