プレスリリース

【インスリンを使用しない1型糖尿病の新規治療法開発】患者・家族によるNPO法人日本IDDMネットワーク名古屋大学へ「循環型研究資金」による支援

リリース発行企業:特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク

情報提供:

全国の1型糖尿病患者・家族を支援する私たち認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク(理事長 井上龍夫、本部 佐賀市)は、3例目となる1型糖尿病の根絶に向けた研究への「循環型研究資金」による支援を名古屋大学へ行うこととし、下記のとおり記者会見を行いますのでぜひ取材をお願いいたします。




〇開催日時:令和元年11月12日(火)11:00開始
〇開催場所:名古屋大学広報プラザ2階


〒464-8601 愛知県名古屋市千種区不老町
http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/
〇出席者
名古屋大学 
 理事・副総長 高橋 雅英
名古屋大学総合保健体育科学センター
 准教授 坂野 僚一
名古屋大学大学院医学系研究科
 寄附講座助教 伊藤 禎浩
日本IDDMネットワーク
 理事長 井上龍夫
日本IDDMネットワーク
 専務理事 内野麻里子


<研究課題>

〇レプチン受容体シグナルを介した1型糖尿病の新規治療開発
研 究 者:
名古屋大学総合保健体育科学センター 准教授 坂野 僚一
名古屋大学大学院医学系研究科 寄附講座助教 伊藤 禎浩

研究資金:
1000万円(200万円/年を5年間継続)

研究概要:
1型糖尿病のモデルマウスに、脂肪細胞から分泌されるレプチンというホルモンとレプチンの作用を増強する薬剤を組み合わせて投与するとインスリンを使用しなくても血糖値が正常化する。

この治療方法が臨床応用された場合、1型糖尿病患者は、これまでの治療で行っていた毎日4~5回のインスリン皮下注射から解放され、インスリン治療で生じる低血糖の頻度が減ると共に、体重増加のリスクが軽減される。


<認定NPO法人日本IDDMネットワーク理事長コメント>

1型糖尿病患者・家族が中心となって運営する日本IDDMネットワークでは、2005年の1型糖尿病研究基金設立後、これまで64件、3億1900万円の研究費助成を行ってまいりました。

当基金は、患者・家族自らが「不治の病を治る病にする」、「不可能を可能にする」挑戦に賛同いただいた方々からの当法人への直接の寄付並びに“佐賀県庁への「日本IDDMネットワーク指定」ふるさと納税”など、日本全国の方々からのご支援で成り立っています。

今回は、一方的な研究助成という形ではなく、研究成果により当該研究機関が対価を得た場合は、日本IDDMネットワークが提供した資金を上限にその研究資金が当法人に還元されるという形態です。こうした患者・家族が中心になって研究資金の循環を創りだす取り組みは、当法人が順天堂大学と契約を交わしたものが国内初の試みであり、国立大学法人で初めてとなった徳島大学に続いて、名古屋大学が3例目となります。

研究成果により日本IDDMネットワークへ還元される資金をもとに、私たちが国内の他の研究者の方々へさらに研究資金“循環型研究資金”を提供することで、日本国内の1型糖尿病根絶(=予防+治療+根治)に向けた研究がさらに進展することを意図しています。


≪1型糖尿病とは≫

原因不明で突然、小児期に発症することが多く、現在の医学水準では発症すると生涯に渡って毎日4-5回の注射又はポンプによるインスリン補充がないと数日で死に至る難病。糖尿病患者の大半を占める生活習慣病と称される2型糖尿病に対し、国内での年間発症率は10万人当たり1-2人と希少な病であるため患者と家族の精神的、経済的負担は大きい。


【お問い合わせ先】
名 称:認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
所在地:〒840-0823 佐賀県佐賀市柳町4-13
担当者:理事長 井上龍夫、 専務理事 内野麻里子
電 話:0952-20-2062、080-5127-2759(井上)、070-1945-2030(内野)
Fax :020-4664-1804
E-mail:jimukyoku@japan-iddm.net

  • はてなブックマークに追加