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佐賀のママゴスペルサークルが単独ライブ 生バンドをバックに歌への情熱披露

来場を呼び掛ける「mercy voice」メンバー

来場を呼び掛ける「mercy voice」メンバー

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 佐賀市歴史民俗館「浪漫(ろまん)座」(佐賀市柳町2)で4月21日、ゴスペルサークル「mercy voice(マーシー・ボイス)」初の単独ライブ「mercy voice感謝祭」が開かれる。

今年3月の「Music cafe familiar(ミュージック・カフェ・ファミリア)」出演の様子

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 25歳からバンドやゴスペルグループで活動してきたシンガーの吉武愛子さんが主宰する同サークル。吉武さんの結婚、出産後、女性向け講座やイベントを行うNPO法人「poco a bocco(ポコアボッコ)」代表の寺野幸子さんに声を掛けられ、2014年に同NPOのサークルとして10人ほどで活動を始めた。

 同年の初ステージとなったショッピングモールでのクリスマスイベントで「メンバー皆が人前で歌う気持ち良さを知り、その後の活動に熱が入った」と吉武さんは振り返る。ホームページの告知や口コミでメンバーを増やし、2016年には「佐賀県庁ロビーコンサート」、2017年には「九州ゴスペルフェスティバル2017in博多」に出演するなど活動の幅を広げてきた。現在のメンバーは42人。ほとんどが子育て中の女性で、佐賀県内のほか長崎県からの参加者もいるという。

 当日は「ライブならではの臨場感を味わってほしい」と、生バンドをバックに、ゴスペル曲、ミュージカル音楽や洋楽ポップスなどを披露する。会場内にはキッズスペースと授乳室を用意するほか、同NPOが運営する「いいものSHOP(ショップ)」がパンや菓子を販売する。

 吉武さんは「歌への情熱にあふれた個性豊かなメンバーが、お祭りのように楽しいゴスペルライブにしようと張り切っている。お子さんも連れて来て、皆で盛り上がってほしい。今後も1~2年に1回のペースで単独ライブを開き、歌を通して多くの人に『母ちゃんパワー』を届けていきたい」と意欲を見せる。

 18時開場、18時30分開演。入場無料(投げ銭制、要ワンドリンクオーダー)。

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