佐賀のライブバーでゴスペルライブ 地元シンガーが魂の歌声を披露

ゴスペルシンガーの森下優美さん

ゴスペルシンガーの森下優美さん

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 佐賀市の松原神社の門前「新馬場通り」沿いにあるライブバー「夢楽人(むらびと)」(佐賀市松原3、TEL 0952-97-7750)で2月16日、佐賀市在住のゴスペルシンガー森下優美(ゆうび)さんによるゴスペルライブが行われる。

会場「夢楽人」のステージ

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 森下さんは約20年前、プロの歌手を目指し福岡のボーカルスクールに通い始めた頃、同時期に加入した佐賀市のゴスペルグループでの活動の中で、アメリカの黒人教会文化から生まれた魂の歌「ゴスペル」が持つ愛や希望、勇気といった本来の意味を知るようになったという。

 次第に「本物のゴスペルを心から歌いたい」という思いを強くし、2012年に久留米市のキリスト教会を拠点に活動するゴスペルグループに加入。翌2013年には、同教会でクリスチャンとしての洗礼を受けた。長年のボイストレーニングや、ボーカルとして参加するさまざまなバンド活動で培った森下さんのソウルフルで力強い歌声は、ライブの聴衆からも定評がある。

 昨年秋から、念願だった地元でのゴスペルレッスンとソロライブ活動を本格的に始動。「ゴスペルを通して、佐賀の人にもその愛に満ちた歌詞やメロディーに触れてほしい」とワークショップを開催するほか、ボイストレーニングも精力的に行う。今後はゴスペルチームのメンバーを募り、レッスンを開始する予定。昨年11月に市内で行ったボイストレーニングとゴスペルミニ講座には男女約20人が参加した。12月のクリスマスライブには、ミニ講座の参加者も出演し、会場一体となる雰囲気から、思わず涙する観客も見られたという。

 当日は、今年初めての佐賀でのソロライブ。佐々木有愛(ありあ)さんのピアノ演奏とともに十数曲を披露する。

 森下さんは「代表曲『アメージング・グレイス』などのゴスペルを中心に、おなじみのポップスもお届けする。クリスチャンが歌うゴスペルを聴きに来てほしい。参加者も歌える曲を準備しているので、ぜひ一緒に声を出して楽しく歌ってほしい」と話す。

 開演は20時。入場料は1,500円(会場で別途1オーダーが必要)。

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