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フリーマガジン「モテモテさが」が10周年 佐賀新聞の取材力生かした記事届ける

「MOTEMOTEさが」発行人の橋詰空さん(左から3人目)、編集長の高井誠さん(中央)と編集スタッフ

「MOTEMOTEさが」発行人の橋詰空さん(左から3人目)、編集長の高井誠さん(中央)と編集スタッフ

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 佐賀新聞文化センター(佐賀市白山2)が発行するフリーマガジン「MOTEMOTE(モテモテ)さが」が8月、創刊10周年を迎えた。

大島優子さん、板野友美さん、前田敦子さん、中国・貴州省を取材した当時の「MOTEMOTEさが」情報誌

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 佐賀市全戸へのポスティングと、市内の複合ビル「エスプラッツ」(白山2)と商業施設「ゆめタウンさが」で設置配布する情報誌で、2010(平成22)年8月に発刊、現在10万部発行する。発行人の橋詰空(ひろし)さんによると、発刊当時、佐賀市や県を対象エリアとする無料や有料の情報誌がすでに複数存在していたが、佐賀新聞グループのネットワークを生かし、信頼性の出せる記事やコラムで構成した情報誌を発行できないかと考えたことが発刊のきっかけという。

 橋詰さんは「10年間でさまざまな特集を組み、読者の話題を集めてきた。特に、2012年2月号で大島優子さんと板野友美さん、8月号で前田敦子さんなどの『AKB48』グループメンバーへの独占インタビューは佐賀新聞だから取材を受けてもらえたと考えていて、136年の歴史を支えてもらった先輩のおかげ。2015年2月には佐賀県との友好交流地域、中国・貴州省への取材同行も印象深かった」と振り返る。

 2013(平成25)年3月号から、サッカー「サガン鳥栖」のJ1昇格を機にオフィシャルフリーペーパーになった。2018(平成30)年8月から、プロバスケットボールチーム「佐賀バルーナーズ」の連載を開始。今年7月には「バルーナーズ」のダイヤモンドパートナーになった。8月号から「佐賀県e-sports協会」の活動リポートする「月刊eスポーツ通信」を始めるなど、「県内プロスポーツ支援を通じて、市民の役に立てるよう頑張りたい」と橋詰さん。

 「これからも時代に合わせた旬な話題を取り入れ、皆さまの役に立てる情報を発信し、佐賀が『モテモテの街』になるよう微力ながら精進していきたい」と話す。

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