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佐賀の街なかを明るく 音楽会「TOJIN茶屋フェス」開催、ジャンル超え多彩に

アコースティックギターの弾き語りを披露する常行哲平さん

アコースティックギターの弾き語りを披露する常行哲平さん

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 「中心市街地に音楽によるにぎわいをもたらしたい」と4年前から不定期に行われている「TOJIN茶屋フェスティバル」が2月13日、TOJIN茶屋(佐賀市唐人2)2階多目的ホールで開催された。

街を明るくする音楽会「第38回TOJIN茶屋FESTIVAL」の当日の様子

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 38回目となった今回は、近年さまざまなシーンで重用されているペルー発祥の打楽器・カホンのみで構成されたアンサンブル団体「カホンズ」、佐賀県鹿島市出身で九州から全国を股(また)に掛けてライブ活動を行うアコースティックギターの弾き語り・常行哲平さん、佐賀県下の音楽集団から「寄せ」集めたメンバーで結成された金管・打楽器バンド「寄席BRASS」と、ジャンルの枠を越えた音楽家たちが、それぞれ得意とする音楽を披露した。

 当日はワンドリンクオーダー制で、観客は好きなドリンクと、バレンタインデー前日ということで会場1階のカフェからのお菓子のプレゼントを手に、リラックスした空気の中、音楽とトークを楽しんだ。

 通りがかりに催しを知り訪れたという小城市在住の30代男性は「交通の便のいい街なかで、クラシックにポップスと方向性の違う音楽を一度に楽しめて良かった」と話していた。「日中このようなかたちでの演奏機会はあまり多くない」とMC中に話していた弾き語りの常行さんは「緊張した。でも、違うジャンルの演奏から得るものは多い。勉強になった」と振り返った。

 同イベントに発足時から関わっているカホンズ代表の廣真一さんによると、今後もさまざまな音楽を通じた交流の場になるよう、来年度以降の日程、内容について現在計画中だという。

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