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佐賀・蓮池に「パインブックスコーヒー」 古書を楽しめるカフェとして

店内で取り扱うコーヒーや書籍、雑誌を手にするスタッフの一ノ瀬さん(中央)ら

店内で取り扱うコーヒーや書籍、雑誌を手にするスタッフの一ノ瀬さん(中央)ら

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 古書店「PINEBOOKS COFFEE(パインブックスコーヒー)」(佐賀市蓮池町蓮池)が蓮池公園近くにオープンして、5月13日で2カ月がたった。

「PINEBOOKS COFFEE」店内に並ぶ生活誌「暮しの手帖」など、スタッフが選んだ古書・新刊本

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 2003(平成15)年、松本健児さんのデザイン事務所を兼ね、「平日の休憩場所」というコンセプトで国内外のアート系雑誌を扱う古書店「PINEBOOKS(パインブックス)」を佐賀市中心部・呉服元町にオープン。3年ほど営業し大財へ移転。古書店としての営業に加え、ハンドドリップコーヒーやオリジナルデザインの雑貨も取り扱うようになった。営業を続けるなか、中心部から離れた郊外で、客もスタッフも「より車で来店しやすい」場所で営業したいと3月13日、郊外の蓮池町に移転した。

 松本さんは「誰もが気軽に読書を楽しめる店にしたい」と、移転に合わせ、これまでの古書店主体の営業からカフェ営業を主にした古書店に営業スタイルを変更。店の雰囲気に合わせてスタッフが選んだ書籍を本棚に置き、コーヒーを待つ間などに自由に読めるようにした。古書がメインだが一部新刊も置き、気に入ったものがあればその場で購入することもできる。松本さんは「カフェでゆったりとくつろぎつつ、本との一期一会を楽しんでもらいたい」と話す。

 カフェメニューは、「オリジナルブレンド」「オーガニックコロンビア」(以上390円)などのコーヒーのほか、江戸時代から続く菓子店「鶴屋」(与賀町)とコラボしたようかんプレート(460円)も提供。古書は、生活誌「暮しの手帖」のうち昭和中期から戦後にかけて発行されたものや、随筆家・白洲正子の著作「風姿抄」など、雑誌やエッセーを中心に小説や絵本も販売する。今後は本のラインアップの入れ替えやカフェメニューの追加を行い、「いつ来ても新しく面白い、カフェであり古書店」を目指すという。

 松本さんは「カフェ営業がメインになったことで、店内の雰囲気など目に見える部分が大きく変わり、大財で営業していた頃の常連客に驚かれることもあった。しかし、当店を古書との出合いの場にしたい、『平日の休憩場所』として安らげる場にしたいという思いは、形が変わった今も変わらない。本とコーヒーのある空間でホッと一息つく時間を楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~16時。土曜・日曜・祝日定休。

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