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佐賀の寺院で音楽ライブ「てらおん」100回目 「本堂でまったりと音楽を」

100回目を迎える願正寺本堂での「てらおん」

100回目を迎える願正寺本堂での「てらおん」

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 佐賀市中心市街にある「浄土真宗 願正寺」(佐賀市呉服元町)本堂で8月27日、音楽ライブ「第100回てらおん」が開催される。

「てらおん」恒例となった「願正寺」熊谷住職の法話

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 2004年から5年間にわたり年1回、佐賀市中心市街の複数の会場で開催した音楽イベント「街から始まる音楽フェスタ」(まちおん)をきっかけに始まった同ライブ。まちおん実行委員のおきつななこさん、高橋香歩さんらが「毎月続けられる音楽イベントを開きたい」と同寺院の住職、熊谷信隆さんに「本堂をライブ会場に」と打診、2006年9月23日に第1回を開催した。

 開催当初は毎月1回開催していたが、「広い本堂で寒い冬場のライブは「演奏を披露する方も聞く方も寒さを堪えながらのライブだった」と高橋さん。現在は境内のしだれ桜が満開になる3月下旬から4月上旬に開く「てらおん特別版」となる夜桜コンサートを皮切りに、4月から11月までの年8回、第4土曜の17時から開催している。これまでに延べ約200組のプロ・アマチュアミュージシャンが出演した。

 100回目となる今回は、「イシカワダイスケバンド」(山口県)、「コトリグラフ」(福岡県)、中西一貴さん(佐賀県)とおきつさんのユニット「*Heartland」(佐世保・二日市)の4組が出演する。同ライブでは恒例となった熊谷住職の法話も予定する。高橋さんは「普段、お寺に触れる機会が少ない人にも分かりやすく、親しみやすいテーマでお話頂いている」と話す。

 高橋さんは「少ないスタッフでよく続けて来たと思う。出演者自らの告知で多くの客が来たこともあれば、告知が行き届かず観客が5人という会もあった。100回目だからと言って特別なことをするわけではないが、お寺でのまったりとしたライブの雰囲気を感じに来てほしい」と呼び掛ける。

 17時開演。入場料は500円。

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