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佐賀で地場産品の商談会 百貨店バイヤーからのアドバイスで「売れる産品」へ磨き

「地場産品・製品等商談・アドバイス会」の様子

「地場産品・製品等商談・アドバイス会」の様子

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 「グランデはがくれ」(佐賀市天神2)で8月4日、佐賀の製品を流通関係者にPRし、アドバイスを受ける「地場産品・製品等商談・アドバイス会」が開かれた。

商談会の最後に16名のアドバイザーそれぞれからアドバイスも

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 佐賀市の地場産品の国内外への流通につなげる機会をつくりたいと、佐賀市商業振興課が2008年から毎年1回開催する同商談会。9回目の今回は佐賀市から22事業者に加え、小城市、神埼市、多久市からも参加があり、28事業者が商品を持ち込んだ。

 アドバイザーとして東京、大阪、福岡、熊本の百貨店、大手飲食店、鉄道会社などから16人が参加、各ブースを4時間かけて個別アドバイスしながら回り、最後に各アドバイザーから講評があった。「一件一件のアドバイスに熱を入れすぎて全ての事業者を回れなかった」と話しながらも後日の連絡を約束するアドバイザーも多かった。同商談会通じて出展者に個別に百貨店催事出店の案内を受けたり、取り扱い契約につながった事業者もあったという。

 アドバイザー参加した東急百貨店東横店催事企画統括マネジャーの津田眞義さんは「『県』主催の商談会は多くあるが、『市』主催のアドバイス会は全国的にも珍しい。1回目から参加しているが、毎回のアドバイス通じて、出展者の商品パッケージ、価格やコスト管理の質が上がっている。地場産品づくりに取り組む事業者は販路拡大に加え、人材育成と技術継承が課題であるところが多い。これに行政の協力を活用して『地域の流通を継続するための仕組みづくり』につなげてほしい」と期待を込めた。

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